やったー!
また一つ、新しい命が誕生した。
その社員から喜びいっぱいのメールが来たのは、先週の日曜日。
希望通りの「一姫」に、メールからすでにデロデロのオーラが出ていた。
事情があって、彼は今回、育児休暇を取る。
1か月の休暇がスタートしたのだ。
会社としては初めての試みだし、正直彼に1か月抜けられるのはなかなか厳しい。
しかし、子供は社会が育てるものだと思っている。
微力ながら会社として協力できるのは、このくらいのこと。
育休の書類に印を押すだけでも、なんだか子育てに携わるようで、嬉しい気持ちになってしまった。
今日はその手続きの確認で、日中会社に顔を出した。
まさに、満面の笑み!
いやぁ、よかったよかった。
アドバイス。
「いい父親」である前に、これから最低5年は集中して「いい夫」であることが大切だ。
従って、これからの一か月、ガッツリ家庭サービスを楽しんでください。
韓国、一人、屋台、夜風。
だいぶ酔ってきた。
どのくらいの時間、座っているかよくわからないが、お客はずっと私一人。
店主は、屋台の隅で、野球を見ている。
そういえばこの店主のこと。
日本語が全くできない。
少しは日本語を覚えて、観光客を取り込み、回転率を上げよう、と思わないののだろうか。
ちょっとしたことですよ。
こちらだって、外国で一人で知らない店に入るのは勇気がいる。
野球を見るか、外国人とコミュニケーション取ってみるか。
ちょっとした時間の使い方の差が、人生を左右すると思うんだけど。
今日はたくさんの「何とか日本企業と取引しよう」という意気込みを感じる会社さんたちと、ずっと一緒だったので、そんなことを思う。
でも、余計なお世話?
地元客だけ相手で十分、と思っているなら、まぁそれもそれかぁ。
君はどう思う?
香港フィーバー!
香港にて、高熱なう。
異変に気が付いたのは、中国側に入る朝。
香港島から移動に起点になるホンハム駅へ移動する途中のフェリーの中で、身体がフワフワとそしてグッタリしている自分に気づく。
中国での仕事もそこそこ切り上げさせてもらい、夜の八時にホテルに帰った時には、38度7分。
それから寝ても寝ても下がらない。
このまま時間を無駄に過ごしてはならん、と決意し、日本語対応の医者へ。
電話では日本語バリバリの対応だったが、現地受付のお姐さんは完全日本語不可。
しかしここは香港、英語可にて、さすがに安心。
受付のお姐さんに、体温計を私の耳に入れられると、すぐにピピッと電子音。
お姐さん、すかさず「OH! HIGH FEVER!」
39度1分!!!
思わず「Yeah! FEVER FEVER!」
病院の受付でも、回転しない頭脳は、いつもの飲み会のような反応をしてしまった。
もう10数年、海外での仕事生活には慣れたけど、今回のような体験は初めて。
やっぱりこういうことがあると、都会は助かるなぁ。
ロボットに襲撃されています。
昨日、メールを開いたら、朝からすごいことになっている。
ロボットが、ホームページ上の問い合わせフォームに侵入し、片っ端から宣伝を送り込んできたそうだ。
数日様子を見たが、変わらないので、対策を打ってもらいました。
いたちごっこでしょうが、まぁそれはさておき。
思うのですが、こんなことされて、誰がこの会社からモノを買おうと思うのでしょうか。
無作為に送ってくるメールに、誰がわざわざアクセスするのでしょう。
本当に不愉快。
意地でもこの会社には連絡しない、と思ってしまう。
そんな風に考えるのは、昭和40年代生まれの人間の感覚なのでしょうか。
マスマーケティング 統計学 ネットビジネス…。
私が知らないだけなのでしょうか。
最近、『竜馬が行く』(司馬遼太郎)を読んだ。
素直に感動しました。
幕末の志士が、革命を思い立った要因の一つに「諸外国にむさぼられる清(中国)を見たこと」が挙げられるという。
イイトシして、今更そんなことを改めて知った私。
2年ぶりの上海で空いた2時間を、むさぼられた街の象徴である、外灘(ワイタン)地区を歩くことに充てることにした。
有名すぎて、説明するまでもない場所。
昨今は中国の田舎から出てきた集団で、埋め尽くされている。
ネオバロック建築好きの私は、これまで数えられないほどこの地区を歩いた。
今回は新たな知識が加わり、一人灌漑深い思いで、歩かせてもらった。
「フランス租界」等と言えば、今の時勢なら格好いい。
しかし当時の政治実態は、国家という輪郭を持つ以前のアジア各国を、欧米がむさぼっていただけだった。
その時代の建築も、今は「文化」という名目で、保護され、そこに世界中の観光客が集まる。
時代は変わる。
2年ぶりの上海。
2時間の散歩でPM2.5をたっぷり吸いつつ、そんなことを考えました。
朝、7時すぎ。
見慣れぬ状況に足を止めた。
あるグループリーダーが、遅れが出ている別のグループの応援に来ている。
まぁそれは時々あるとして、何より7時過ぎと言う時間帯で、その場に立つ『彼』に反応した。
彼は10年選手。
年齢30代はそろそろ後半に入ってきた。
普段は、特急や試作などに係る腕利きである。
そんな彼、20代の時は、遅刻の常習犯。
周囲に迷惑をかけたこと、数知れず。
時代は変わって、彼よりも10歳若い社員が、グループリーダーになる時代となった。
先輩としての本能が、出社時間を早め、遅れが激しく苦しんでいる後輩の応援に入っている。
自分のグループの作業を犠牲にして。
人は人のために動く。
私が「遅刻するな」と言っても、遅刻してくる。
でも「助けなければ」と思えば、自ら動く。
これでいいと思う。
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