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TUE 10 December 2019

最適解は?

気付けばもう12月。

最近は業務が忙しくブログの更新が停滞気味。

これではダメだと思う、スタッフKATOです。こんにちは。

 

今日はそんな仕事の話。

切削加工で製品を作るにもやり方はいろいろあります。

図面の寸法公差や幾何公差から最適な加工方法を考えるわけです。

しかし考えた加工方法で上手くいかない事もあります。

旋盤で加工するか?

冶具を作成してマシニングセンタで加工するか?

どちらも加工内容はほぼ同じ。

図面の要求を満たすにはどちらが最適か?

加工の最適解を導き出すために悩む。

それが私の仕事です。

FRI 29 November 2019

ハンミョウver.2

11月もあと残り2日。

今朝は体感的に一番の冷え込み。

天気予報でも1℃らしいです。

夜明け前の通勤では真冬装備が必須の朝。

こんにちは。スタッフKATOです。

 

以前紹介した削り出しハンミョウを改良しました。

ご覧ください。

削り出しハンミョウは弊社ホームページでも写真が上がっています。

一目でわかる改良ポイントはずばり脚部分。

以前は球状のベースをハンミョウの脚が抱え込むようなデザインでした。

今回はデザインはそのままに球状のベースを完全に削り取り、ハンミョウの姿をより際立たせました。

もともとベースがあった部分には10㎜径のビーズを取り付けられます。

 

試しにターコイズを入手しピアスにしてみました。

銀色に輝くハンミョウに青いターコイズが映えます!

 

虫シリーズは現在も新作を計画中。

完成次第順次アップしていきます。

お楽しみに!

FRI 22 November 2019

シリンダーヘッド

11月も後半に入り千葉県東葛エリアも日に日に寒くなっています。

インフルエンザの流行もすでに始まり、体調管理に気を付けなければいけない季節。

皆様いかがお過ごしですか?

こんにちは。スタッフKATOです。

 

今日のお題はタイトルの通り「シリンダーヘッド」。

前回紹介したS&T社製 三八式歩兵銃のカスタムパーツです。

内部をカスタムするにあたり、チャンバーパッキンにVSR互換の社外カスタムパーツを使えるようにするため、それに合わせたシリンダーヘッドを作成しました。

同様の製品は売っていますが、そこは金属切削加工のプロなのでサクッと自作します。

 

ノズル部の径はチャンバーパッキンの内径に合わせ、元のφ6.25からφ6.7に変更しました。

右奥がオリジナルのシリンダーヘッド。中央と左下が自作パーツです。

基本設計はそのまま、ノズルの長さを変えて2種類作成してみました。

ネジ部はM23×P1.0。

現物合わせで規格値より大きめに加工し、ねじ込んだ際のガタを極力なくすようにしました。

組み込んだものがこちら。

これで弾道の安定、飛距離や集弾性の向上ができればよいのですが。

それでは、また!

FRI 08 November 2019

S&T 三八式歩兵銃用レイルマウント

最近手に入れたアイテムS&T社製「三八式歩兵銃」。

以前から欲しいと思っていたブツ。増税前に思い切っていってしまいました!

入手するといろいろ弄りたくなってしまう性格。

バラしてグリスアップしたり、木製ストックをオイルで塗り直したり。

手を入れるほどに愛着が沸き、暇があれば触っているスタッフKATOです。

こんにちは。

 

そんな私が次に目を付けたのがスコープの搭載。

もともとはスコープの搭載は想定していませんでした。

それは三八式歩兵銃の美しい外観を崩してしまうから。

しかし歳のせいかオープンサイトで狙っていると照準しにくさを感じたり目が疲れたりする。

そこでスコープを搭載してみることにしました。

 

どこにマウントをつけるか考えましたが本体左側のボルトストップ部分を利用するのがよさそう。

ネットで調べたところ、この部分に取り付けできるマウントが売っているようです。

が、3Dプリンターで出力した樹脂製。精度や強度に若干の不安が。

金属加工が本職の私。自作するしかないでしょう!

 

さっそくCADで図面を引きます。各部の寸法は現物合わせで。

20㎜レイル部分は75㎜で設計しました。

形状が決まれば早速加工。

使い道のないアルミの端材を利用します。

加工工程は全3工程。

加工後はアルマイト処理。

こうして完成したものがこちら。

アルマイトは通常の黒とブルーイングをイメージした青みがかった黒の2パターン。

ブルーイングバージョンはちょっと青すぎたかも。

三八式歩兵銃に取り付けたものがこちら。

手元にあったスコープを載せてみました。

40㎜径の対物レンズのスコープがギリギリ干渉せずに搭載できます。

外観はアレですが、格段に狙いやすくなり満足!

では、また。

FRI 01 November 2019

両面テープという選択

毎年3月20日に発表されている「世界幸福度ランキング」。

2019年度版で日本は58位。

先進諸国の中では低い順位。

しかし何をもって「幸福」と感じるかはその人による。

例えばアメリカ合衆国は日本よりも上位の19位。

自由と個を重んじる国に住んだ時、私は「幸福」と感じるだろうか?

「きっと疲れてしまうだろうなぁ」と考えてしまった、スタッフKATOです。

自由って素晴らしいけど、疲れませんか?

 

マシニングセンタによる加工で頭を悩ませることのひとつ、クランプ方法。

テーブルの上に乗りさえすればどんなクランプ方法でも良いという自由度がある。

自由なだけに頭を悩ませるわけです。

今回はそんなクランプ方法の中でもお手軽なものを紹介します。

それがタイトルにもある「両面テープという選択」なわけです。

 

私が使用しているのはこちら。

NITTOさんの 「No.5000NS」という商品。

同社のHPでは「再はく離可能で強接着な両面テープ」とあります。

まさにその言葉通りの性能です!

 

両面テープによる固定は薄板形状のワークを加工するのに向いています。

今回は2㎜厚のプラ板を切削するのに使用しました。

切削対象のプラ板をベースとなるプレートにこの両面テープで接着し固定します。

あとはプレートをバイス等でクランプすれば加工できます。

加工できました。

このお手軽さが両面テープの魅力。

NITTOさんのNo.5000NSなら加工後に両面テープを剥がす時、べたべたが残らず綺麗に剥がれます!

もちろんクランプ精度の問題や重切削には向かないなどの課題もあります。

しかし使用する場面を選べばとても便利なアイテムなのです。

 

加工だけでなくクランプひとつとっても奥が深い。

そこが切削加工の面白さです。

 

おまけ

ちなみに今回制作したのはこちら。

プラレールという鉄道玩具の改造用パーツ!

二階建て車両の窓を埋めるためのパーツです。

E217系の前面パーツとダブルデッカー中間車を組み合わせて215系を作ってほしいという依頼のために制作しました。

このように切り出して窓にはめこみます。

当然ですが、加工精度は抜群なのでぴったりはまります!

TUE 22 October 2019

Toodle Spindles 実戦投入

「即位礼正殿の儀」の祝日。

祝日があるとどうしてもその前後の土曜日が出勤日となります。

しかし子育て世代の方は分かる思いますが、土曜日はなにかと行事が多い。

生産計画が決められている現場スタッフ。

有給休暇を使うことも出来ますが、チーム全員が同時に休むことは難しい。

そこで今回私達のチームでは相談の末、22日の祝日に出勤する代わりに26日の土曜日を代休とすることに。

風雨の強い荒れ模様の祝日ですが、今日も出勤のスタッフKATOです。こんにちは。

 

今日はToodle Spindlesを実際の加工に使用した結果を紹介します。

結論から言えば大成功!

加工時間を大幅に短縮することが出来ました。

以前は1時間半ほどかかっていたものを、54分で加工することが出来ました。

そして気になる仕上がり具合ですが…

こちらも問題なし。

上画像のオレンジに塗られていないところがToodle Spindlesで加工している部分。

幅0.5mmの溝が掘られています。

以前の加工方法で加工したものと並べてみましたが、仕上がりに差はありません。

三次元測定機で寸法を測定してみました。

寸法も図面の要求を満たしています。

 

製品精度はそのままに加工時間を30分以上も短縮。

工具の刃持ちも今のところ問題なし。

今回は満足な結果を得ることが出来、大成功と言って良いのではないでしょうか。

 

冒頭でも書きましたが生産計画を元に仕事している現場スタッフ。

加工改善は常に考えていますが、生産の安定を重視するのでどうしても保守的になりがち。

しかしそれでは変化は望めません。

チャレンジ精神を持って仕事に臨みたいとあらためて思いました。

FRI 18 October 2019

時は金なり

先日の台風19では各地で大きな被害が出ました。

接近時点で大規模な警戒を呼びかけていても。

自然の力の前で人間は無力なのだとあらためて実感しました。

今週末も東日本は大雨の予報。

これ以上被害が拡大しない事を切に願います。

こんにちは。スタッフKATOです。

 

最近導入した道具を紹介。

アタッシュケースの中身は…

こちら。Toodle Spindles

以前当ブログで紹介した、スピンドルスルークーラントの圧力を利用して工具を高速回転させるユニット。

この後予定されている仕事で使うために導入しました。

理論上では加工時間が30分も短縮できる予定!

 

時は金なり

加工時間は短いほうがいい。

予定通りうまくいくといいのですが…

TUE 08 October 2019

鬼滅の刃

台風19号が発生し日本に向かっているようですね。

週末ごろ本土に最接近するという予報。

私達の住む千葉県は先月の台風15号で大きな被害が出ました。

今後の針路がとても心配です。

スタッフKATOです。こんにちは。

 

今日紹介するのはこちら。

「鬼滅の刃」という作品から、主人公・竈門炭次郎の耳飾です。

先月「竈門炭次郎 立志編」がエンディングを迎えましたが、「無限列車編」が劇場作品として公開予定。

今からとても楽しみです。

 

この作品の主人公・竈門炭次郎のトレードマークといえば耳飾。

花札のような特徴的なカタチをしています。

コレを削り出してみました。

基本的にはコレまでもたびたび紹介している、削り出し昆虫と同じ方式。

切削加工後、切り出してゲート跡を成形します。

日輪の部分は赤いUVレジンを流し込んで再現。

下側部分は1段凹ませ、クリアのUVレジンを流し込んだ後、ネイルに使うミラーパウダーを乗せてみました。

写真ではわかりづらいですが、見る角度によってブルー系に輝きます。

 

さっそく我が家のジョージにつけてもらいました。

新しい耳飾にご満悦な様子のジョージ。

ではまた。

WED 02 October 2019

削り出しビーズ

今朝の東葛エリアは濃霧。

20m先が全く見えないほど。

幻想的な風景に目を奪われつつも、慎重に通勤したスタッフKATOです。こんにちは。

 

今回は削り出しビーズを作ったので紹介します。

今まで様々な昆虫チャームを作りましたが、ネックレスにする為の金具などの小物類がありませんでした。

ビーズ程度であれば市販品を使ったほうがはるかに安上がり。

でもせっかくならビーズも削りだそうと思い立ちました。

丸モノは旋盤加工の得意分野ですしね!

 

加工手順は以下の通り。

①ドリルによる穴あけ

②溝入れ工具による外径切削と切り落とし

これだけ。

 

3種類製作してみました。

右側は外径φ8mm、内径φ3mmのビーズ。

3mmの平革紐を2本通しまとめる為のパーツ。スライドさせてネックレスの長さを調整できます。

中央は外径φ7mm、内径φ2.5mmのビーズ。

3mmの平革紐1本が丁度しっくり通るサイズ。革紐のエンド部分に使用します。

左側は外径φ5mm、内径φ3mmの円筒状ビーズ。

こちらも3mmの平革紐を2本束ねて通せます。チャーム部分の緩み止めと装飾を兼ねるパーツです。

 

使用例はこちら。

いかがでしょうか?

真鍮製とSUS316L製の2タイプ作りました。

チャームの色に合わせて使い分ける予定です。

TUE 24 September 2019

プラチナコガネ ~完成編~

プラチナコガネ、デビュー。

 

プラチナ。

その名に恥じない美しさ。

鏡面の輝き。

切削加工後ひとつひとつ丁寧に研磨し光沢を再現しました。

 

昆虫であること。

その魅力を極力デフォルメせずに再現。

昆虫最大の魅力。

それは裏返したときにわかります。

生き物でありながら、どこか精密機械のような、その絶妙なバランス。

気持ち悪い?

それとも、美しい?

 

あなたのお気に入りのカラー。

全2色から選べます。

プラチナらしい輝きのシルバー。

どこかアンティークなゴールド。

2色のプラチナコガネ。

あなたのお気に入りはどちら?

 

いつでもあなたと一緒。

その輝きは色褪せることがありません。

 

命あるものはいつかその輝きを失います。

このプラチナコガネは違います。

いつまでもあなたのそばで輝き続けます。

 

ということでプラチナコガネ完成編。

今回はApple風に紹介。

以前、切削編で銀色のSUS316Lバージョンを紹介しました。

その後追加で金色の真鍮バージョンも製作いたしました。

 

今回製作しましたプラチナコガネはネックレスとして販売します。

それでは。

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