Jリーグを見た。
選手たちの躍動感、駆け引き、汗。
ボールを蹴る音、応援席から湧き上がる怒号の歓声。
やっぱり生は楽しい。
夏の夜風のひと時を楽しませてもらった。
応援したチームは、勝つことができなかった。
しかも試合内容は決して良いものでなく、特に後半は相手に完全に押されていた。
素人の私にも、そのことが良く分かった。
試合後、選手たちが応援席に挨拶に来た。
そこで起こった大ブーイング。
選手たちは、素直に認め頭を下げた。
言い訳せず、状況を正しく受け止め、次につなげる。
批判を素直に受け止める『心』は、自分自身の次の成長に繋げる、大切な要素だと思った。
「自分の20代、あんなに素直じゃなかったなぁ…」なんて、思った。
雨。
しかも、夕方に。
出張に持っていくパンツの枚数を確認するのと同じレベルで、行き先が「雨か」は、常に確認する。
海外での雨は、様々な不測の事態をもたらす。
ザックリ15年、中国を歩いてきたことから得た教訓だ。
東京なら、その不測の事態を、時間的にはプラス30分程度、心労的には1.15倍で対応する。
しかし、言葉の通じない国では、心労は数倍に跳ね上がる。
今回も久々、雨の洗礼を受けた。
20分前まで、晴天の下(屋台・一人・ソジュ)で昼食をしていたのに。
地下鉄で15分移動したら、この雨。
雷が轟いている。
しかし
地下鉄と空港行きの電車の接続が写真のようになっていて、雨は十分しのげる。
釜山の都会さ加減に感謝する思いです。
戦いは終わった。
サッカーワールドカップ ブラジル大会 が終了した。
国の威信・誇り・アイデンティティーをかけた戦いが終わった。
連日見ごたえのある試合が多かった。
おかげで数日おきに、
AM4:00 起床
⇒AM4:30 出発と朝食の準備
⇒5:00 キックオフ
⇒5:45 ハーフタイム中に朝食
⇒6:50 頃試合終了と同時に家を飛び出す
⇒8:00 会社に滑り込み(ゴーーール)
さすがに決勝戦が終わったあと、…ほっとした。
今大会、私が『この場』で最優秀選手を選ぶなら、オランダのサブゴールキーパー「クルル」だ。
彼に飛んできたボールはたった5回。
そのうち、2回を止めた。
求められたのは、それ。
そして彼は、結果を出した。
4年間、そのためだけに、毎日努力した。
その結果が、2/5。
時間にして、10数分。
10分のために、4年間を費やす。
その集中力。
やっぱりプロはすごい。
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