ヨックモックのシガール
大きな缶に入ったままのモノを、久しぶりに口にした。
刺激の強いコンビニお菓子とは違い、背筋を伸ばしていただきたい味は今も変わらない。
昨年、ヨックモックは医療従事者に敬意を表し、病院や施設にシガールを無償提供したことが話題になった。
あの頃、ウイルスは今以上に未知のモノだった。
医療関係者は、家族への感染を懸念し、防護服を着たまま病院で寝泊まりする姿が報道され、私たちは心を痛めた。
そんな病院に送られたシガール。
汗だくの鎧を脱いだ方々が口にした甘いお菓子は、戦う医療関係者の心を、どれだけ豊かにしたことでしょう。
あれから1年半が経った。
ワクチンが進み、感染防止も慣れ、世界中の経済が動き出している。
大きな意味で、「アフターコロナ」という段階に入っていると思う。
だからこそ、ここで改めて世界中の多くの人の命を救い、今でも最前線で戦っている医療従事者、関係者の方々に敬意を表したい。
今朝、シガールを食べながらそんなことを思った。
緊急事態宣言が解除されました。
原則禁止ではありますが、ちゃんとしているお店は19時までお酒を出して良いですよ、という事になりましたね。
これまでノンアルコールや休業、時短で頑張ってこられた飲食店の方々には、多少なりとも希望の光になればと思います。
ワクチン接種は急速に進んでおり、これから営業時間や酒の提供時間も徐々に伸びていくことでしょう。
その時は、『国や県の感染拡大防止の方針に、身を削って協力することを決断したお店』『その状況を一緒に乗り越えた従業員が働くお店』を積極的に選んで、飲食を楽しみたいものです。
新種のウイルスに対して、目先の金にとらわれず、身を削って戦ったサービス業の方々は、アフターコロナにおいて、そしてその先もズーっと社会的価値が上がるべきだと思います。
我々平民は、そのようなお店にお金を落とすべきだと思います。
国や県、政治は、方針に従って現状を乗り切るサービス業の会社や経営者、そしてそこで働く従業員が、結局最後は幸せになるよう、引き続き支援をしてほしいモノです。
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