ステンレスや難削材の加工に比重を置いて、かれこれ20年になる。
まだその比重が浅かった時代に、「安価」という理由で購入したNC旋盤やマシニングセンタは、機械の剛性がとても弱かった。
頑丈な機械と同じ条件で加工すると、表面のビビりや寸法精度はヒドかった。
それと同じ精度で仕上げるためには、倍の時間がかかったものだった。
従って、制御装置を主力とするこの「黄色い会社」の穴あけ機は、私たちにとって、当時全く使い物にならなかった。
あれから20年。
「剛性は向上した」と言われても…
半信半疑、山梨県の黄色い村落に来てみた。
テストカットから聞こえてくる音からは、まったく不安を感じさせない。
寸法精度も、仕上がり状態も、良好!
更に、インデックスの時間が短い分、トータルの加工時間は早い。
そして何より価格が素晴らしい!!
我々の業界では、世界一といって良いほど有名な会社の、有名な機械。
JIMTOF初め、展示会や同業者の工場で、これまで何十回も見ている機械。
それでも「過去の印象」というバイアスがかかっていて、その機械の進化や変化に気づけなかった。
歳を重ねると、こういうところが怖い。
「頭が固くなった」自分を、認めざるをえなかった瞬間だった。
帰り道。
夕日に近づいた富士山は本当に美しかった。
これからは富士山を見たら、頭が固くなった自分を、戒めるようにしたい。
新しい世界は、手の届くところにあるんだろうなぁ。
それに気付けるか、自分次第。
ここ松戸は15㎝、都内も10㎝は積もった。
しかし都会の積雪は本当に怖い。
いつも車で通る道の、登り下りを把握する習慣が無い上に、そこをノーマルタイヤでタイヤで行こうとする車。
こんな時になっても、自転車で律儀に車道を走る人。(👈スリップでの巻き込み事故の怖さを知らない)
約20㎞の帰り道で、事故3件、立ち往生2件、救急車2台と遭遇。
冬の週末は隔週で雪山にいる私としては、都会人の雪道をナメキッタ対応にイラっとくる。
あちこちの大渋滞で、約2倍の時間をかけて帰宅。
と、昨晩は毒を吐いてみたものの…
翌朝、白に覆われた世界が朝日を浴びる景色は、いつ見ても美しい。
自然に感謝。
What a Wonderful World.
おかげさまで、ものすごく忙しい。
前向きに考えられる忙しさなので、ありがたい事です。
でもやっぱり忙しいとギスギスしがち。
だからこそ「笑顔」で一年を過ごしたい…
そんな思いで今年はスタートしました。
個人的にお世話になっている、台東区にある鳥越神社。
ここで今年の干支にちなんだ「笑」を購入。
犬が竹を被っている。
竹かんむりに犬と書いて「笑」という文字。
犬張子だから、本当は江戸時代の子供のオモチャだろうけれど、
今年のコンセプトに合っているので、会社に置くことにした。
犬がブサイクでカワイイ!
ヘラヘラしながらズルズルと時間をやり過ごすとは違う。
笑顔で前向きに、そして自分から福と運を呼び寄せる…
そんな1年でありたい、という願いを込めて。
挨拶が遅くなり、申し訳ありませんでした。
昨年11月弊社会長が永眠いたしましたので、新年の挨拶は控えさせていただいておりました。
昨日、四十九日法要も済みましたので、改めて挨拶させていただきます。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
正月休みは忌中という身。
しかしながら、今年もやることはいっぱいあるので、やっぱりジッとしているわけにもいかない。
初詣、願掛け、という気持ちではなく、お礼と挨拶のつもりで…
3日に浅草寺、浅草神社、そして鳥越神社と、いつものコースをいつものように2時間半かけて歩いてきました。
戌年・・・新年早々ビックリはこれ。
浅草寺の横。
某携帯会社はいくら払ったんだ??
そればかり気になって仕方がないスタートです。
戌年は笑う年、ですよね。
(猿鳥騒ぐ…でしたっけ?)
笑顔溢れる1年にしたい。
そんな思いです。
前述に続き、熊本県益城町の木山。
神宮の近くにあった、木山城の跡地が公園になっていました。
木山家。
室町時代阿蘇家に属し、隈本家との交流、島津家との防御線として2,500石の城を持ったそうです。
数代続き、関ケ原合戦の12年前に、加藤清正との一騎打ちで、最後を迎えたとのこと。
(勿論私とは全く関係ないのですが…)
木山町の中心であろう交差点は、震災から1年半たった今でも道路を直している状況。
神宮同様、公園を復旧させる段階ではまだないのは、町に入るとよくわかります。
桜の木の幹は根こそぎ傾き、石碑は崩れ、隣接したゲートボール場は廃墟状態のまま。
心の復興に時間がかかるとは、こういうことだなぁ、と思いました。
木山製作所のスタッフブログです
モノ作り集団「K製作所」の活動も随時更新中!
デザフェス等イベント出展情報もこちら