木山製作所的毎日｜最近の木山製作所、こんなことしてます

始まりました、インコネルの切削。
数量も300点以上。
1ヵ月にわたる長期戦になるので、検討の末新しい道具を購入しました。

しかしながら調子はいまひとつ。
戦争でも始められそうなくらい豪快な身なりのくせに、刃先がワークに食いつくと、もの凄い悲鳴を上げている。
まずは落ち着いて作戦会議。

新規取引に際する工場品質監査、という名目で7月後半にあるお客様にご来社頂いたときの事。
お客様：「なかなか綺麗しにしてますね」
私　　：（おお、ありがたきお言葉）
　　　　「実は今日工場の品質監査があることは、現場の誰にも伝えていないんです。」
お客様：「え！うそっ！　凄いじゃん。」

今年の1月から6月にかけて、工場長主導でちょっとまじめに5sに取り組んできました。
ただ片付けるだけなら、「一括」で何とでもなりますが、継続的に改善していく習慣づけに重点を置いた活動にしたつもりなので、なんとか6月を過ぎてもその環境は保っているようです。

先日もご来社いただいた女性のお客様から「工場内、整然と整理されてますね」とメールをいただきました。

なんとも嬉しいもんです。

オンボロで油だらけの加工現場。
「綺麗にするなんて、絶対できない」と思い込んでました。
と言うより、今思えば、そういう風に「教えこまれて来た」ような気がします。

「できない」と思ったときが限界の時。
まだまだ自慢できるレベルの整理整頓ではありませんが、「できない理由」を発する前に、我々でも「できる事から」やって行けば良いんだ、と改めて確認したお言葉でした。

ありがとうございます。
励みにがんばります。

先日「中小企業を活性化させるための千葉県の条例作り」の勉強会に参加しました。
中小企業を研究されている大学の教授などが直接現場の声を取りまとめて、条例に反映させる。
その報告会のような場所でした。

「いつ私の問題を知ったの？」と言うくらい的確に捉えている、というかみんな同じことを問題にしているんだなぁと、なんだかそれだけで安心します。

「安心を確認する」
軟弱な根性ですが、まぁ悪いことばかりではなさそうです。
自分達のの問題点を正確に見定めたわけですから。

取り組む課題は間違っていない。
後はやるだけなんだけど、これがねぇ…なかなか。

昨日夕方、会社の隣の草むらで、ナナホシテントウムシを見つけた。
まさにアート。背中の配色とそのコントラストは、わたしを刺激した。
大事に手の中に収めて、数人の社員に見せると「そんな害虫、大事にもって何してんの？」とあっさり一蹴。
事務所に連れて帰っても、女子社員に「あぁまた虫ですかぁ」とこちらもあっさり一蹴。
そんなもんですかねぇ。

東京生まれ、東京育ち、現在浅草在住と言うことで、私が騒ぎすぎなのでしょうか。
いやとにかく美しいものは、美しい。

毎月一回土曜日は「役職付」が集って会議を行っています。
この会を始めた当初は、会議と言うより「管理職としての勉強の場」と位置づけていました。
論理学・心理学・文章の書き方・人に伝える技術・コーチング・ディベート…。
「人の上に立つモノとして、切削の技術だけ持ってたってダメでしょ。零細企業は勉強が足りん、勉強だぁ！」と意気込んでいたのですが、始めてみると、そんな難しいこと言う前にやらなきゃならないことがポロポロ出てきた。
最近は会議のテーマや結論もあまり絞らず、流れるままに話合っていくと、どんどん出てくる。

この新しい流れを断ち切ってはいかん、と思い、今回は会議の環境を変えて、行ってみました。
日時：7月22日土曜日　9時半から
場所：銀座にあるレンタル会議室

環境を変えたことが良かったのか悪かったのか、準備した資料の1ページも進まないくらい、様々な意見が出てきました。
休憩まったくなしで、ハッと気がついたときは12時10分前。
あっという間の2時間半でした。

そしてその後は、昼食会。
まぁせっかく銀座にいるんだら、たまにはまともなモノ食べようよ、という事で、銀座過門香にて円卓を囲んでの昼食。

出来るだけ、休日ムードを演出するつもりだったのですが、このメンバーが集ってしまえば、やはり仕事モードになってしまいます。
しかしそこは「香草・シャンツァイ」の味と香りが、休日モードに少しだけ戻してくれた感じでしょうか。

これからも結論を急がず、ダラダラ続けて行きたい会合と考えています。

ここ松戸も、天気の悪い日が続いています。
今日も雨。
なかなかビールのうまい天気に恵まれません。

特に日本海側の方々は、大きな被害が出るほどのようで。
心配しております。

先週NC旋盤を一台廃棄処分する事になりました。
非常に残念なのは、廃棄する理由です。
NC旋盤の上を通っていた水道管が劣化して、水漏れを起こしてしまい、電気ボックスに大量の水がかかってしまった事が原因です。
我々加工職人が、本来最も大切にしなければならない「機械設備」を、人的な不注意によって、彼の機械人生に幕を引いてしまったのです。
なんだかプロフェッショナルとして、恥ずかしい様な気がしています。
過去にも機械を処分した事はありますが、その多くは「とことん使い切った」後処分しました。それでも必要な部品は、別の機械のメンテナンス用に保管しておいたり。
「機械人生」を最後までしっかり全うしたうえでの「定年」だったので、引き取ってもらう時も「誇らしい」感じがします。
しかし今回は、電源がダメになってしまったため、最終的には部品を取る為にバラす事もできませんでした。

彼の機械人生の最後を、意味のある最後にしてあげられなかった事に対して、謝りたい気分です。

先週末（6月30日）を持ちまして、無事に期末を終えました。
今年も何とかここまできました。ありがとうございました。
年度末の棚卸しも済み、ただいま事務方は決算に向けて整理中です。

売上高は前年比で微増だったものの、利益の方は素材価格高騰が原因で減益となった形です。（厳しい！）

そして、2007年7月、新しい期を迎えました。
と、文章を書いている最中、曇りだった松戸の空が、なんとなく明るく晴間がさしてきたようす。

今年も皆様宜しくお願いします。

皆様には営業担当としていつもお世話になっております、木山智英です。
どうもです。

会社って日々進化しているのに、
なかなかそのリアルタイム情報を皆様に提供できない。

この情報社会で、ちょっと歯がゆい思いをしておりました。
そんなわけで、性分では無いのですが、
いわゆるブログを更新することで、
会社のこと等知ってもらって、
皆様のお役に立てたら良いなぁと思ってます。

ハッキリ言って苦手です。

なもんで、更新が進んでなければ、
どんどんアオッてください。

それでは今後とも宜しくお願いいたします。