中国外交すごいね。
1例ですが、
温州のテレビ局が、サウジアラビアの放送局を買収したそうだ。
(勿論国家のお金も入ってる)
目的は、中国語の放送ではなく、なんとアフリカ向けのスワヒリ語放送。
中国のアフリカ外交は進んでるとは知っていたが・・・。
日本はどこに行くんだろう。
経営指針を成文化しよう!
7講にわたって行われたこのセミナー。
最初はお気楽に望んだものの、終わってみればこんなに内容が濃いものだとは思っても見ませんでした。
徹底したグループ討論。
長い時は6時間近くに及んだり、泊り込みで行った事も。
日々の戦略なんて、その会社の持ち味なんだから、何でもいいじゃん、大きなお世話だよ…と言いたいところだがそうは行かない。
なんてったて自分の人生観を記したシートが傍らに置いてあるので、戦略が弱ければ、人生観の否定にまで及ぶ事も。
しかも利害関係がまったくないから、気になることは何でも言い合える。
そんな事を4ヶ月半も繰り返してきたおかげで、いつしか同士・同期としての仲間意識が芽生え、終了を向え懇親会も終わる頃には、再会を誓い固く握手を交わしていました。
しかしこれはスタート台に上る為の道具を揃えただけ。
この成分化された理念や戦略を社内で実践し、より価値の高い会社に成長させていく必要があるのです。
それが「経営者の仕事」であるということを、この4ヵ月半徹底的に再認識させられました。
9月30日、終了証書をいただき、通過儀礼を済ませたおかげで、10月2日の朝はいつもと違う気分で目覚めた気がします。
ハイウエイが延びてきました。
外環自動車道が三郷市を縦断し、松戸市の手前まで来ています。
常磐道のジャンクションから松戸の手前までの間、まだ利用者が少ないのでしょう、まさにアメリカのハイウエイのように、すいています。
正面には夏の入道雲、手前は秋の高い空。
仕事中帰りに、気持ちよく走る事ができました。
会社から車で10分のところにでは、その外環が延びてきてジャンクションが建設されようとしています。
もう造成工事が始まっています。
バブル以降途絶えてしまった、進化の形が、良くも悪くも見える形で、近くまで迫ってきているようです。
ホントに長かった、この10数年間。
でも良かったのかも。
この10数年間、本当に悩みました。
でもおかげさまで、それを楽しむ事ができるような、精神力や体力が会社にも私の身についてきつつあるのかも、と感じる事があります。
この凛とした高速道路を走ると、初めてアメリカに行ってハイウエイを走った若かった20年前を思い出すと同時に、
25年前バスも走っていなかった、街灯も無かった、今の松戸の土地に引っ越す決断をした先代達の勇気に感謝します。
日本国が始めて直面する大少子化時代。
我々零細企業はどのように立ち向かえばいいのでしょうか。
男ばかり、油まみれの我々の職種から考えると、
新しい人材確保という問題には、解決方法として3つの視点があります。
①高齢者
②外国人
③女性
①高齢者。
どのように気持ちよく働いてもらうか、自分達の今後も含めて大事な問題です。
しかし今のところ「老眼でノギスが見えない」「小さなキズが目視で発見できない」という物理的理由で、退社されたかたが何人かいらっしゃいます。
この職種では難しい問題です。
②外国人
設備集約型の我々の商売。
世界中に輸出された日本の工作機械達がライバルです。
だからこそ、日本人的モノづくりにこだわりたい。
安易に「人件費」のことだけを考えて、利用したくありません。
(勿論「志」の高い外国人なら、逆に大歓迎!)
③女性
男には無い気配りや、物事を推進させる時のまっすぐさやキメの細かさ。
まさに男社会からしか生まれてこなかった工業部品に新しいエッセンスを入れるには、女性の力が適している、と考えています。
以前も女性が工場で働いていました。
でも今思えば、本当に女性の特性を引き出してあげられていたか、子育てしている女性に優しい労働環境が整っていたか、ハッキリした答えは出せません。
でも「工場に女性がいる」と言うだけで、良かった事は確かです。
今後の少子化問題と合わせて、どのようにしていけば良いのか。
勉強の意味で、先日「女性社員研修」という勉強会に参加してきました。
対象は「女性社員が、女性としての悩みや働くいきがい・やりがい・社会的意義を考える場」と言う事でしたが、「せっかくだから話を聞いてみたい」と事務局にお願いし、参加させてもらいました。
私のグループでは、女性6人と男性私1人の合計7人。
大人になって、6人の女性に囲まれて、6時間も話し合いさせてもらう機会なんて、無いですよね。
しかも「仕事」という共通の話題から一歩も外れることなく、話しをさせてもらい、「女性らしい切り口や表現」が随所に見る事ができて、大変貴重な時間となりました。
子育ての事、年齢制限、責任ある立場、達成感、共同作業、誰かの役に立ちたい、ありがとうと言われて嬉しい、仲間に正しく評価されたい…。
各キーワードだけに関して言えば、男性だって同じような事を考えています。
しかしこれらを実践で表現する方法が、男性とはまったく性質の異なるものだと思いました。
男性中心のモノづくり集団である木山製作所。
新しい付加価値を見出すには、ぜひ取り入れたい視点です。
参加費3000円。
6人の女性と6時間も合コンしたらこの4倍はかかりますね。
安いものです。
いや、それより、この年になって、6人も集められませんね。
やっぱり安かった。
会社の道を挟んだ向かい側が駐車場というか空地というか、砂利の敷地になっております。
理由は良く分かりませんが、よく見ると、
結構キリコが落ちていたぁ!
と言うわけで、全員で一斉清掃。
ステンレスは磁石に反応しないので、人海戦術以外方法はありません。
決して垂れ流しているわけではありませんが、注意していきたいのもです。
ご近所の方、すいません。
泊り込みで、討論。
なかなかやる機会がないですよね。
でも経営と言う職種は、「やーめた」というわけには行かないので、やるしかないわけです。
ならば「とことん」と思い、11万円も払って、このセミナーに参加しました。
会社の指針を徹底的に詰めてみよう、という企画。
異業種でしかも利害関係がない集まり。
しかもみな普段会社では社長業。
基本的には弁が立つ。
と言うわけで、時にエキサイトしてくると、人間性の否定まで話は及ぶくらい。
土曜日は朝10時から、結局最後は夜11時近く。
日曜も午前中たっぷり。
もう帰る頃には毎回グッタリ。(しゃべりすぎ)
しかしこの年になって、ここまで突っ込んで話ができるなんて、思ってませんでした。
否定されれば離れる、大人の付き合いとはいつしか年を追うごとにそうなって行きますからね。
しかしこの本気の戦いは全7回。そのうち今回は6回目。
残り一回。
なんだかやっとペースつかめてきたのにもう終わりですか。
もうちょっとお話したい人もいたのですが。
さぁ来月からは、ここで得たものを、社に持ち帰って「実践あるのみ!」です。
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