JIMTOF 2018
2年に1度行われる、日本国際工作機械見本市に今年も行ってきました。
モノづくり産業として成熟している業界だからこそ、IOTやAIはこの業界にとって、大きなブレークスルーになろうとしていることを感じる。
しかし、ただそれだけであれば、『高価なブラックボックスを大手企業が購入し大手だけが効率を高める』だけの、これまでと変わらない構図。
でも昨今はどうも気配が違うようだ。
センサー、制御、ロボット、分析、ネットワーク、操作…が中小企業の身の丈に合わせた価格と性能となって、各社から投入が始まっている。
機能をそぎ落とし、ターゲットを絞ることで、価格が抑えられている。
「人間は、人間にしかできない仕事を」というAIの方向性と、「労働人口の激減」という社会的条件が、合わさり、我々が足を置くこの成熟産業を、加速度的に次の成長へ押し流そうとしている。
そんな技術が、容易に手に入る時代が来たと思った。
そんなわけで、会場では、ちょっと挨拶して帰ろうと思ってたのに、なんだかいろいろと見入ってしまって…
立ちっぱなし、歩きっぱなしで、腰が痛い…。
インフルエンザの予防接種に時期になった。
会社では、予防接種を半強制としている。
数年前までは、病院側に会社まで来てもらって、全員が同時に摂取していた。
しかし数年前から、それができない状態が続いている。
理由は「30人分のワクチンが同時に確保できない」ということ。
更には、出張してまでして、採算が合わない、というのが本音であろう。
というわけで最近では仕方なく「勤務中でも良いから、行けるときに自分で予約して、領収書持ってきて!」というスタンスが続いている。
「会社の近所で、今なら摂取できる」という事で、急遽行ってきた。
そこそこ大きな病院という事もあるが、予想通りかなり待たされた。
8時20分に病院に入って、出たのは10時過ぎだった。
工場という密室で一日を過ごす私達の仕事。
予防接種は『集団感染を防ぐ』というBCPの視点から、重要な経営リスク回避の手段と言える。
しかし、こんなに時間と労力がかかっては、全員が接種を受けるのはなかなか難しいのが実情。
政府は『生産性向上』にいろいろ知恵を絞っている。
その意味で各種予防接種も、もう少し受けやすい環境になると助かるなぁ。
高雄空港に初めて降り立った。
台湾の工作機械メーカーを見学するために。
機能、性能は、日本製と変わらない。
だからこそ『我が社に合った設備って、なんだろう』と新たに考えさせられる機会となった。
基本的な構造は30年の単位で変わっていない成熟したこの業界。
世界中の機械メーカー同士、ベンチマーキングによる熾烈な販売競争が行われている。
それは価格競争に陥るギリギリのところを、今の好景気がなんとか支えているだけかもしれない。
という事は、ユーザーとしての私たちは、機械メーカーの努力以上に『強み』を明確にしなければならないのかもしれない。
2泊3日で滞在時間は37時間。
強行スケジュールではあったけど、考えさせられる旅になった。
『エンドミルが欲しい』
今日も呼ばれた、柏工場に。
立上げだから仕方ない。
想定内のバタバタを、ここのところ過ごしている。
2018年9月吉日。
木山製作所は、柏市に新工場を立ち上げました。
松戸本社工場と柏工場、2拠点での製造が始まりました。
基本的な生産活動は、計画通り日々順調に行われ、一安心。
でもやはり新しい環境ゆえに、ちょっとした道具が不足などは否めない。
本社とは車で20分の距離。
なので、良くも悪くも良く呼び出される。
命の危険を警告された、今年の猛暑もどこへやら。
柏工場からの帰り道。
松戸本社のある西の方角は、すっかり秋の色を空に映し出していた。
本当に、本当に、始まったばかり。
色々大変だけど、今年の目標通り『笑顔』で前に進んでいきたい。
金曜日、夕方。
今週が終りを迎えようとしています。
本当に恐ろしいほど、猛烈な暑さが続いています。
関東以南は、連日35度以上。
40度超えが何度あったか。
まだまだ出口が見えない。
頑張って乗り切る、とか、そういう感じではなくなってきてるように思えます。
子供の頃の記憶では、夏休みに32度を超える日は、数えるほどだったような。
8月もお盆近くになると、夕方にサーっと冷たい風が吹き、ザーッと雨が降る「夕立ち」が来る季節。
アスファルトから漂う独特の季節の香りの中、公園の木陰に雨宿りをし、涼しい空気を心地よく感じたモノでした。
そんな情緒もどこへ行ったか、「ゲリラ豪雨」という下品な名前に変化し、避難を勧告されるほどに。
それでも生きていかなければなりませんからね。
皆さま、ご自愛くださいませ。
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