凄い風でした、台風15号。
関東上陸では最強クラスとのこと。
東京では、夜中の3時頃、その強い風によって、地震の時のように家が揺れました。
その状態が、1時間以上続いたと思います。
朝はいつもより少し早い時間に車で出発しました。
道路には大量のゴミ、落ち葉が散乱し、ほとんどすべての自転車や植木鉢、看板がなぎ倒されています。
入谷では建設現場の周りで警察が交通整理していたり、浅草観音裏では大きな街路樹が根元から折れていたり…。
スカイツリーふもとでは、赤信号で止まる私を救急車が追い越して行きました。
出発からすぐに「最強クラス」が通り過ぎた街を目にしました。
「台風は千葉市付近に上陸」との報道。
会社は、それとは逆方向の松戸市・柏市にあるので、特に被害はありませんでした。
高度経済成長期後半だった、私の幼少時代、40年以上前。
人間の経済活動が原因で、隅田川やその支流から魚の姿が消え、夏になれば光化学スモッグ警報が鳴りました。
教科書には、四日市ぜんそく、水俣病、が記載されたことで、その土地の名前を覚えました。
東・東京の水源、金町浄水場の水は「まずい」と子供心に思っていました。
そして今、これらは改善されました。
各種公害は無くなり、川には魚が戻っています。
東京の水道水は「飲める」から「美味しい」という域です。
そしてこれらは私の知る限り『技術=経済活動』によって改善していると思います。
でも…
今回のような「巨大台風」や近年の「連日35度以上」「ゲリラ豪雨」は、≪技術で解決≫できるのでしょうか?
エコノミストとして活動している、トルコ人の親戚が日本を訪れている。
彼は、日本とトルコの経済協力、今回は特に中小企業の外国人の受け入れ状況などを調査している。
10月にトルコの大学で、研究成果を発表し、来年には本を出版するようだ。
日本の外国人受け入れ政策は始まったばかり。
移民の国ヨーロッパの中でも、群を抜いた多民族国家のトルコ人から聞く移民の話は、本当に奥が深い。
13時に始まった私へのインタビューは、予定の1時間を大幅に超え、会社を出たのは17時30分を過ぎていた。
(話に夢中で、写真撮り忘れた…)
翌週、彼を連れて、墨田区の浜野製作所様を訪問させていただいた。
まさに進化系町工場!!
その、モノづくりのスタイル、そして考え方は、『日本の町工場の最先端』といって良いだろう。
トルコ人の世話役で行ったつもりだったが、私自身が身を乗り出して話を聞き入ってしまった。
天皇陛下の御行幸に値する、凄い町工場ってホントにあるんだなぁ。
仕事としてもプライベートとしても初。
広島県の『呉市』に伺う機会を得た。
1時間30分の空き時間を利用して、戦艦大和の博物館を訪ねた。
戦艦大和に関することはもちろん、明治維新後の呉市の役割から、人間魚雷「回天」まで、とても見ごたえのある博物館で、まったくもって90分で回れるはずもなく…
中でも一つ、足を止めたのは、大和の製造プロセスのコーナー。
ノギスをはじめ、各種基準ゲージや、
タップや、加工粗さの標準見本など。
我々が使っている(た)モノと全く同じもので、戦艦大和が実際作られた、と思うと、
頭の中では、ただただ「スゲー」の連発でした。
(た)、としました。
なんだか最近、ナンでもカンでも三次元測定機で測定する。
機械の扱いに慣れたのは、良いことかもしれないけれど…
アナログの基礎は絶対有った方がイイよね。
新天皇陛下御即位おめでとうございます。
そして、新しい元号『令和』がスタートしました。
ところで、皆さまはこの瞬間をどのように迎えられましたでしょうか?
私はお正月を迎える、年越しの瞬間みたいな、そんなワクワク、ソワソワの気持ちを持ちつつも…
トルコ・イスタンブールのベジクタシュ地区に向かう渋滞のバスの中で、その瞬間を迎えることとなりました。
なんかこれって…日本人として、どうよ(-_-メ)
と、さすがにちょっと罪悪感を抱えつつも…トルコの酒「ラク」で現地の人と祝杯をあげました\(^o^)/
現地のテレビ、CNNやBBC、フランス2ですが、上皇の退位と新天皇の即位の映像が報道で流れていました。
翌日、ギリシャ正教会の入り口で「日本は新しい時代になったんだろ」と声を掛けられました。
遠い国いても、なんかジワジワきてます。
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