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「ひとりごと」の記事一覧

TUE 17 March 2020

『10年』への感謝

機械の撤収が終わった。

この工場を最初に見学しに来た10年前と同じ風景になった。

10年間、この場所で、本当にいろんなことがあった。

良い事も、悪い事も。

そしてそのすべてが、今に繋がっている。

 

工場長が、数名を連れて、徹底した片づけ、そして掃除を始めている。

中はもちろん、外構のドブサライまで。

『この場所で、10年間、稼がせてもらったから、最後は奇麗にしないと』

良い言葉だなぁ…と思った。

THU 05 March 2020

カレンダーに足を止める

通路に面した検査室の、窓枠に置かれたカレンダー。

この子が心配で、3月中は何度も足を止めることになりそうです。

FRI 28 February 2020

未知なるもの

未知のウイルスが、世界中を混乱に落とし入れています。

17年前、SARSが流行を始めたころ、私は中国で隔離されそうになる恐怖を味わった。

結果的に夏には収束はしたものの、未だSARSに対する薬でさえ開発段階だ。

 

当時、訪日中国人は年間40万人。

それが昨年は1000万人に。

日本だけでも、これだけの変化が有った。

世界に飛び火する未知のウイルスは、その特性だけでなく、運ばれ方、拡散のされ方も未知だ。

 

クルーズ船に長期間閉じ込められ、数名の死者が出るなど、まるで映画の世界のようだ。

病院を始め、スポーツジム、学校でもキャリアが確認され、着実に忍び寄っていることが分かってきた。

 

東京の街には、怖いほど人がいない。

浅草がいかに中国人頼りだったかが分かる。

 

ついに安倍総理から「イベントの自粛、休校・在宅勤務の勧め」が発令された。

もうこうなると「私は大丈夫」とかそういう問題ではない。

「国民一人一人の社会的責任」として「拡散を防ぎ、高齢者・子供・疾患者・妊婦を守ろう」と言う事を意味する。

 

今、『機械要素展』が行われている。

いつもなら歩けないほどの人だが…

まるで始発電車のコンコースのよう。

出展社自体が、半分以上欠席している。

 

夏は猛暑で「不要不急の外出はしないで」とNHKから流れ、

春は花粉の薬がテレビCMの多くの時間を割き、

冬はインフルエンザやウイルスでイベント中止、会社までが在宅勤務に。

 

さて、この先どうなるんだろう…人類は?

THU 20 February 2020

皆様を代表して

昨年の秋、叙勲を受けられた取引先の会長。

お祝いの宴席が催されたので、参加させていただきました。

 

「私が叙勲を受けたというより、独立してからの40年間を支えてくれた、お客様・仕入先様・金融機関様そして従業員を代表して、勲章をいただいた、と思っている」

会長の挨拶を聞きながら「少しはお役に立てたのなら、それも同じように、弊社を支える多くの人のおかげだなぁ」と思いました。

「仕事」ってそういうものだよなぁ。

 

知っているつもりだけど、知っているだけではダメですよね。

それを実践する事、それこそが『仕事』なのかも。

 

WED 05 February 2020

昭和と平成を分けたもの

エアーコンプレッサー。

私たちの業界では、必須アイテム。

エアーが供給されなくなると、工作機械そのものが止まってしまう。

従って、2台を導入し、バッファーを持たせつつ、交互に運転させて、寿命を長く持たせるのが一般的だ。

 

我が社のそれ。

同じ背格好なので、「メイン」の称号を胸に貼られた方が、1か月間休みなく働き、もう一方は1か月の休憩に入る。

これを10数年繰り返してきた。

の2台が、ついにその役目を終えようとしている。

社内の機械が、高精度の工作機械に大きくシフトする中、インフラとして必要に迫られ導入した。

このタイミングで、昭和の機械が全て廃棄された。

私にとっては、昭和と平成を分けた時の象徴的な設備投資だったので、思い入れがある。

 

見た目はただの箱。

操作は基本オンとオフのみ。

でもこの子たちがいないと、工場自体が動かない。

 

10数年、毎日お疲れさまでした。

二人同時のさようならなので、私が思うほど、彼らは寂しくないか(:_;)

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