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「ひとりごと」の記事一覧

SAT 28 July 2018

心の傷と時間

毎年恒例の技能検定試験が始まった。

ワークは難しいものでは無いけれど、独特の緊張感が、彼らの実力を露呈させます。

今年は4名が受験した。

その中に2名に1級受験者がいる。

彼らは、リーマンショック後、本当に苦しい時に入社した者たち。

数年前からグループのリーダーを務めるようになり、入社8年目にして、ついに1級に挑戦する実力が備わり今日を迎えた。

リーマンショック。

苦しかったあの時のことは、今でも心の中に、大きな傷として残っている。

それでも、今日の二人を見れば、時の流れと共に、現場は確実に成長していることを実感できる。

これから先も「時間」は皆同じ。

心の傷を忘れることなく、これからも成長していきたい。

THU 26 July 2018

同じかもしれない

初めてベトナムを訪れたのは、1996年。

ホーチミンの街はシクロとバイクでいつも大渋滞。

視界に入る車は3台程度。

おばちゃんたちは、担いできた天秤を器用に分解し、道端でフォーを作る。

この美味しさを求め、ホテルの朝食は取らなかった。

ギラギラの太陽の下、真白なアオザイ姿の女子高生が、自転車に乗って集団で通学する風景は、本当に美しいモノでした。

 

あれから22年。

シクロが走れるエリアは観光地のみとなり、フォーの人気店はネットで紹介され、アオザイ姿はホテルのレセプションだけとなった。

それでも、変わらないのは、道端に置かれたプラスティックのイスに座って飲むベトナムコーヒー。

その独特の味わいは、22年前の一人旅を思い出させてくれました。

 

交差点では、もの凄い量の車とバイクが行き交い、常にクラクションが鳴り続けている。

それを眺めながら、ボーっと座っていると、自分がいる場所が現実じゃないような、映画を見ているような、そんな状態になる。

 

それって…

もしかしたら、轟音と共に打ち寄せる高波を、浜辺に座って、ただ見ている時の気持ちと同じかもしれない。

スゴイ轟音の中なのに、リラックスしている状態。

もしかしたら、それが私をベトナムへ惹きつけている理由なのかもしれない。

WED 04 July 2018

誰もが持っている

サッカーワールドカップロシア大会

日本代表は、激闘の末ベスト16という結果を残し、ロシアを去ることになった。

 

数時間後、試合終了まで残り10秒でベルギーに逆転されるという悔しい結果となった直後の日本チームの、控室を映した1枚の写真が話題になった。

綺麗に整理整頓された控室。

そして、ロシア語で「ありがとう」のメモが残されていたという。

この写真をアップしたFIFAの運営は「こんな日本人と仕事ができたことは私の特権だ」とTwitterに残している。

 

日本人であることを誇りに思う。

それ以外どんな言葉があるだろうか。

 

そして観客席では、激闘に敗れた日本のサポーターが涙を流しながら、ごみ拾いをしている。

そこへ、ベルギーのサポーターがねぎらいの言葉をかける写真をみつけた。

ベスト8、ベスト4にたどり着くのは、まだまだ遠い道のりかもしれない。

けれど日本人が世界に誇れる事は、身近なところに、誰もが持っている。

FRI 22 June 2018

東京20

豊洲からビックサイトへ。

オリンピックに向けた開発は、着々と進んでいるようです。

今年の秋から、本格的にボランティアの募集も始まるとか…。

楽しみだなぁ。

 

WED 20 June 2018

後姿

勉強中の女性社員は、某大学の心理学部から、モノづくりの世界に飛び込んで、丸1年が過ぎた。

現場での基本的な仕事を一通り覚えたので、この4月からは専門的な技術の深堀が始まっている。

こうなってくると、現場での立ち姿、後姿に俄然貫禄が出てくる。

まだ20代前半とはいえ、人は成長すると、顔は勿論、背中にその結果が表れるものだ。

 

当の本人にしてみれば、責任やプレッシャー、覚えなければならないことが山積みで、いっぱいいっぱいでしょう。

でも、そんな20代は必ず人生の財産になると思います。

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