大学2.3年生を対象とした、就職支援の講義のため、千葉県内にある夏休み中の某大学に来ています。
これまでZOOMは使ったことあるけれど、せいぜい5人程度の打ち合わせ。(飲み会含む)
1対多数、しかも初めて会う人に対してZOOMで一方的にしゃべる、という形式は初めての経験。
誰もいない教室で90分間一人でしゃべり続けるのは、なかなかシンドかった。
それでも画面越しに学生の反応を意外と感じることができ、1対1だけでない、オンラインのコミュニケーションの可能性を始めて体感しました。
4月からのオンライン授業が当たり前のようになっている各大学。
閑散としたキャンパスが日常の姿になっている。
教室への移動中、担当の先生に「2.3年生といったら学校にも慣れて、一番楽しい時期なのに」と話しかけた。
すると「それより地方から出てきた新1年生はもっとツラい。学校に数回しか来ていないので、友達ができない。コロナで実家にも帰れず一人で家にずっといる。1年生のメンタルが心配です」と切実な顔で仰っていた。
人間は結構ツラい状況でもそこそこ耐えられるものだ。
そのモチベーションは「希望」だと思う。
今の私の状況なら、会社に行けば仲間がいて、ヒマな時間を使って将来に向けて改善活動を行ったり、
電話の向こうには取引先がいて、景気や需要などの情報を交換したり、
家に帰れば家族がいて、コロナ後の旅行計画を話したり…
そういう日常の中に感じる「希望」が毎日の自分を支えていると思う。
しかし18歳で地方から出てきたばかりで、心を落ち着かせる友人や場所がないまま、毎朝9時にパソコンのスイッチを入れるだけの生活に、「希望」って見出すことはできるのだろうか。
そんな新一年生の心情を思うと…
今回は就職活動を支援する講義だったので、学生には「経済は少しずつ回復を見せていますよ」という第一声からスタートした。
就職活動中の学生達よ、経済や就職に対して「希望」は失わないで欲しい。
バブル崩壊も、リーマンショックも、阪神淡路も東日本震災も経験したおっさんが言うのだから、
このコロナショックだって、何とかなるよ。
一緒に頑張ろう!!
状況は大方の予想通り、悪い方向に進んでいる。
東京を中心に感染者は着実に増えている。
これまで経験したことのない、この社会全体の空気感、緊張感…。
どのように表現したらよいのだろうか。
80代の方教えてくれた。
「戦争の前ってこういう雰囲気だったよ」と。
そしてついに「緊急事態宣言」が発令されることとなった。
基本的な社会活動に罰則はないそうだが、法的拘束力がある項目が明確になり、一層社会の空気を重くすることになる。
おかげさまで、4月の受注状況も順調。
もちろん従業員は皆変わりないので、工場は元気に通常稼働中\(^o^)/
在宅勤務は難しいけれど、人と接するより、機械に向かう時間が長い仕事なので、そこはひとまず安心。
マスクして、手洗い徹底して。
そして何より、バッチリ食って、たっぷり寝て(-。-)y-゜゜゜
免疫力を高め、健康を維持。
難しい判断は政治家に任せて、団結の精神も持ち、いちいち批判しない。
全てを自らの問題としてとらえ、この難局を一人の国民として、そして木山製作所の代表として、この難局に立ち向かいたいと思う。
新型コロナウイルスが、世界中を混乱に落とし入れています。
世界中の感染者数、死者数の増加は全く衰えない。
今日現在、ピークはイタリアを中心にした欧州から、北米に移り始めている。
各国はこれを戦争状態と位置づけ、主要都市の封鎖という前代未聞の事態に入った。
東京の封鎖の可能性についても、知事から発言があった。
世界経済は、リーマンショック以上の混乱となり、株価・為替が乱高下している。
高校野球、プロ野球、各種イベントは延期され、音楽集会や様々なイベントについても自粛が要請されている。
他人とは長時間マスク無しで会話をしないように、等と言われる。
テレビやネットから、1日中こんな話を聞かされて、ホント気が滅入りますね。
さらに追い打ちをかけるように…
ついにオリンピック・パラリンピックの延期が首相から発表された。
暗い気持ちに追い打ちをかけらた気分。
日本は久しぶりに一体となって、この7年の間、2020の夏に向けて邁進してきたのに…
東日本大震災の時、1日中津波の映像を見せられて、気が滅入っていた時と同じ心境です。
楽しいこと考えて、気持ちだけでも明るく保とうと思う。
でもそんなことを、能動的に行わなければならない、そんな世の中になってしまい、本当に残念です。
凄い風でした、台風15号。
関東上陸では最強クラスとのこと。
東京では、夜中の3時頃、その強い風によって、地震の時のように家が揺れました。
その状態が、1時間以上続いたと思います。
朝はいつもより少し早い時間に車で出発しました。
道路には大量のゴミ、落ち葉が散乱し、ほとんどすべての自転車や植木鉢、看板がなぎ倒されています。
入谷では建設現場の周りで警察が交通整理していたり、浅草観音裏では大きな街路樹が根元から折れていたり…。
スカイツリーふもとでは、赤信号で止まる私を救急車が追い越して行きました。
出発からすぐに「最強クラス」が通り過ぎた街を目にしました。
「台風は千葉市付近に上陸」との報道。
会社は、それとは逆方向の松戸市・柏市にあるので、特に被害はありませんでした。
高度経済成長期後半だった、私の幼少時代、40年以上前。
人間の経済活動が原因で、隅田川やその支流から魚の姿が消え、夏になれば光化学スモッグ警報が鳴りました。
教科書には、四日市ぜんそく、水俣病、が記載されたことで、その土地の名前を覚えました。
東・東京の水源、金町浄水場の水は「まずい」と子供心に思っていました。
そして今、これらは改善されました。
各種公害は無くなり、川には魚が戻っています。
東京の水道水は「飲める」から「美味しい」という域です。
そしてこれらは私の知る限り『技術=経済活動』によって改善していると思います。
でも…
今回のような「巨大台風」や近年の「連日35度以上」「ゲリラ豪雨」は、≪技術で解決≫できるのでしょうか?
毎年恒例の技能検定試験が始まった。
ワークは難しいものでは無いけれど、独特の緊張感が、彼らの実力を露呈させます。
今年は4名が受験した。
その中に2名に1級受験者がいる。
彼らは、リーマンショック後、本当に苦しい時に入社した者たち。
数年前からグループのリーダーを務めるようになり、入社8年目にして、ついに1級に挑戦する実力が備わり今日を迎えた。
リーマンショック。
苦しかったあの時のことは、今でも心の中に、大きな傷として残っている。
それでも、今日の二人を見れば、時の流れと共に、現場は確実に成長していることを実感できる。
これから先も「時間」は皆同じ。
心の傷を忘れることなく、これからも成長していきたい。
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