ハリルホジッチ氏が、サッカー日本代表監督を電撃解任されてから数週間が経った。
報道も一巡し、新しい体制で本番のロシアに向かっている様子が、伝えられるようになった。
現時点で出せる情報が揃った上で、最近自分なりに勝手に総括をしている。
で、思うのだが…。
『組織運営』という視点で、どうしても日本サッカー協会側のやり方が正しかったと思えない。
どうあれ結果はこうなったとしても、契約には違反してないとしても、協会側は事前にもっとやれることはあったのではないかと…。
そればかり思う。
結果を残した大将が、道半ばで、ごみ箱に捨てられた。
それは組織の英断ではなく、人をゴミ箱に捨てる組織なのだと思う。
組織の品位の低さを感じて、とても悲しい。
私の自宅から徒歩10分のところにある、文京区本郷のJFA日本サッカー協会。
ハリル氏は来日当初、この本郷の協会にオフィスを作るよう要請した。
デスクワークをできる限り文京区の事務所で行う事で、現場と協会を近づける努力をしていた、と聞いている。
私は『近所にいるんだなぁ~』なんて勝手に親近感を持っていた。
「ドーハの悲劇」を生中継で見ていたころから、協会の努力は応援してきたつもりだったのに…。
数週間が過ぎた今でも、残念でならない。
この時期、大凡隔週ペースで雪山に行きます。
美しい景色の中で味わう疾走感は「頭を空」に、そして「心を無」にしてくれる。
昨年、1級を取得した。
おかげでより一層、力強く風を切ることができるようになった。
ストレスを溜めない生活に、大きく貢献しているのは間違いない。
でもそんな事ばっかりしているもんだから、週明け会社に行くと「あれ?それなんだっけ?」みたいなことから始まる。
ストレスは溜めないけれど、生産性は落ちてるような…
まぁ今どきは、許されるワークライフと言えるでしょうか。
三連休の志賀高原スキー場、一ノ瀬ダイヤモンドにて。
今週も素晴らしい景色に出会えた。
霧が一気に引いて、雲の間から遠く輝く麓の街が、顔を出した。
あまりの景色に、マイナス10度の中、手袋を外して、iPhoneをかまえた。
ステンレスや難削材の加工に比重を置いて、かれこれ20年になる。
まだその比重が浅かった時代に、「安価」という理由で購入したNC旋盤やマシニングセンタは、機械の剛性がとても弱かった。
頑丈な機械と同じ条件で加工すると、表面のビビりや寸法精度はヒドかった。
それと同じ精度で仕上げるためには、倍の時間がかかったものだった。
従って、制御装置を主力とするこの「黄色い会社」の穴あけ機は、私たちにとって、当時全く使い物にならなかった。
あれから20年。
「剛性は向上した」と言われても…
半信半疑、山梨県の黄色い村落に来てみた。
テストカットから聞こえてくる音からは、まったく不安を感じさせない。
寸法精度も、仕上がり状態も、良好!
更に、インデックスの時間が短い分、トータルの加工時間は早い。
そして何より価格が素晴らしい!!
我々の業界では、世界一といって良いほど有名な会社の、有名な機械。
JIMTOF初め、展示会や同業者の工場で、これまで何十回も見ている機械。
それでも「過去の印象」というバイアスがかかっていて、その機械の進化や変化に気づけなかった。
歳を重ねると、こういうところが怖い。
「頭が固くなった」自分を、認めざるをえなかった瞬間だった。
帰り道。
夕日に近づいた富士山は本当に美しかった。
これからは富士山を見たら、頭が固くなった自分を、戒めるようにしたい。
新しい世界は、手の届くところにあるんだろうなぁ。
それに気付けるか、自分次第。
ここ松戸は15㎝、都内も10㎝は積もった。
しかし都会の積雪は本当に怖い。
いつも車で通る道の、登り下りを把握する習慣が無い上に、そこをノーマルタイヤでタイヤで行こうとする車。
こんな時になっても、自転車で律儀に車道を走る人。(👈スリップでの巻き込み事故の怖さを知らない)
約20㎞の帰り道で、事故3件、立ち往生2件、救急車2台と遭遇。
冬の週末は隔週で雪山にいる私としては、都会人の雪道をナメキッタ対応にイラっとくる。
あちこちの大渋滞で、約2倍の時間をかけて帰宅。
と、昨晩は毒を吐いてみたものの…
翌朝、白に覆われた世界が朝日を浴びる景色は、いつ見ても美しい。
自然に感謝。
What a Wonderful World.
木山製作所のスタッフブログです
モノ作り集団「K製作所」の活動も随時更新中!
デザフェス等イベント出展情報もこちら