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「会社のこと」の記事一覧

THU 05 July 2007

攻めの打ち合わせ

工場内の機械レイアウトが終盤を迎えている。
機械の据付場所が最終的に決定し、今は電気をつないだり、作業台を置きなおしたり、油を入れたり、復旧に向けて、走っているところだ。

今回のような大掛かりな設備のレイアウト変更は、確か4度目になる。
初めて行ったのは3年前だっただろうか。

生産ラインを足掛け1週間に渡って止めること、更に移動に直接かかる費用は100万円の単位になるので、両方を合わせた出費は、ラインを止めることによってお客様に対してご迷惑をおかけしてしまった分も合わせて、零細企業にとって莫大な出費となる。

しかし、それを行うだけの価値があるからやるのだ。
明らかに生産性が上がるところもある。
だが、生産性が落ちてしまう部分もある。
ただし落ちたとしても、「何が悪かったのか」原因を探ることで、更に進化できる。
こんな、進化していく過程を、みんなで共有できることが、仕事として楽しいところだ。

特に今回において、今までと違うのは、レイアウト変更中に、責任者クラスの人たちが、作戦会議を開く時間を増やせたことだ。
しかもその会議は、ネガティブに発生した問題への対策ではなく、より効率よく作業を進めるための「攻めの打ち合わせ」の印象がある。

それだけ責任者クラスが各担当者に出す指示のレベルや精度が、上がったからだと思う。

こうやって苦労を重ね、挑戦し続けることが、すぐに売上や利益につながらないが、目に見えない財産=「ノウハウ」として着実に各人に蓄積され、その人たちを成長させるのだと思う。

だから仕事って面白いのだと思う。

WED 04 July 2007

ドナドナ

このたびの工場内レイアウト変更で、2台のNC旋盤を廃棄することにした。
2スピンドル+2ターレットのミヤノ製LD-41。

思い起こせば10年前、中古だったこの機械を、5台まとめて購入した。
売り先になる、とある切削工場では、当時1億近い設備投資を顧客から迫られるほど、構造転換を求められていて、大変厳しい状況だった。
とにかく一刻でも現金を早く振り込んでほしい、と依頼があったことを覚えている。

そしてその工場から機械が来ると、まず始めなければならなかったのは、切削油タンクの掃除。
「何年掃除していないんだ?」と言うくらい、ヘドロ状のものがタンクにこびりついていた。
掃除する時間も取れないくらい、稼動に追われていたことがうかがえた。

それを落とすのに、二人掛かりでも1日1台しか掃除できず、結局5日間機械の中にもぐっていた記憶がある。

10年たってもそういうことは忘れられるものではない。
そんな機械とサヨナラするのは悲しいものだ。

どうもありがとう。
お疲れ様でした。

TUE 03 July 2007

移動中

機械移動で大事な作業となる、機械の水平出し。
大変な重労働だ。

しゃがんだ体制で、ミリ単位でねじを回し、水平を出していく。
お疲れ様です。

怪我に注意してください。

MON 02 July 2007

真剣に取り組む

真剣な趣で、何かに取り組んでいる人物を発見。

彼は営業志望で、去年入社した新入社員。
とにかく「1年は現場で修行」、と言うことで、毎日技術の習得に励んでいます。

何を作っているのか、聞くと、油漏れを防ぐ容器を作っているとのこと。

この辺が「巧の技」ですよ。
彼は笑顔で自慢げに、説明してくれた。

しかし誰がどう見ても、ただペール缶半分に切っただけにしか見えないんだけど…。

とにかく、何事にも真剣に取り組むのは良いことです。
出来上がり、楽しみにしてます。

SUN 01 July 2007

方針発表会

6月30日を持ちまして、おかげさまで、決算を迎えることができました。
今期は素材価格の高騰が続き大変苦しい経営を迫られましたが、生産性の向上によりそれなりの数字に仕上げることができました。
ありがとうございました。

さて、毎年この時期行っている、年度方針発表会。
全体方針に合わせて、各担当責任者の担当別方針も発表され、無事終了いたしました。

7月から心機一転、気持ちを切り替えて行きましょう!

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