会社の近所にある蕎麦屋。
昼時は、いつもお客さんでいっぱい。
味はそこそこ美味しい。
上品で、丁寧な仕事ぶりが、一杯の蕎麦から伝わってくる。
店員の仕事ぶり、対応、気遣い、笑顔、謝罪…、とても良い。
勿論トイレも綺麗。
さて『繁盛の理由』、もう一度確認したい。
この店、話題性があるようなメニューや特徴は無い。
当たり前のことを、キチンとやっている。
ただそれだけ。
でも、やっぱりそれが一番大切だ、ということを感じさせてくれる店。
そこに人は集まる。
我々の業界だって同じ。
技術的な特徴は、あったに越したことはないけど。
本来やるべきことを、普通にちゃんとやる会社には、結局仕事は集まる。
外出帰り、ここで食事をすると、いつもそのことを思い出す。
NC旋盤6台、マシニングセンタ6台のチーム。
ある日の午後の風景。
全ての設備が止まっている!
しかも対応しているの、一人かよ!!
最近こういう状況が増えてきた。
小ロットはもちろんだが、それに加え、
打合せ、別室での測定、データの修正、測定記録の作成、工具の選択、過去履歴の確認…
プログラム作って、工具付けて「はいスタート」ってわけには、昔みたいになかなか行かない昨今。
一つの部品を作るために、キリコを出す時間以外で、やらなければならないことが増えすぎている気がする。
大変な時代になったもんだ。
切削屋なのにキリコ出す時間がないなんて。
でも時代の変革期は、何かチャンスが潜んでる。
「流れ」それはそれで大切にしたいと思う。
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