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SUN 08 July 2007

打ち上げにて思う

ちょっと前の話だが、6月30日に行われた、方針発表会の後、社内の食堂で簡単な打ち上げを行った。
写真はその会の光景。

立ち上がって話をしているのは、まだ入社2年目程度のエリアの責任者。
彼は今年の初め、「根性」を見込まれて、責任者に抜擢。
いきなり6台のNC旋盤と2人の新人を部下につけられて、今年が始まった。
最初の2ヶ月「こいつやめちゃうんじゃないか」と思うくらい、ボロボロになりながら毎日をこなしていた。
しかし3ヶ月が過ぎるころ、目つきが急に良くなり、その時期から全体の仕事量、こなす数量、納期、更には人材の育成まで、急激に伸びた。
今では、普段の仕事量は勿論、彼に育てられた部下も確実に進化している。

指名されて立ち上がり、その頃の話をみんなの前でしている。
彼も「そのころは、正直会社に行くの嫌になっていた」と正直な気持ちを話していた。

「苦しい」けれども、とにかく自分の成長を信じて、がむしゃらにがんばって、壁を乗り越えられる人。
そんな人の語る言葉にはリアルで重みがあるし、聞いていて清々しく気持ちがいい。
しかもそれを達成した人は、いい顔をしているものだ。

同じく打ち上げで、語る彼は、技術課の主任。

彼も木山製作所のこのところ拡大路線を担う一人だ。
社内では、「厳しい」ことで知れているが、自分に対してはその何倍も厳しい。
そんな上司の言うことだから、誰もが納得する。
彼が言う「自分をもっと成長させたい」という言葉にも、実績が伴っていて、とても重みのある言葉だ。

文句を言うのは簡単だ。
自分の成果を言葉に出すだけなら、それほど難しくは無い。
だけど、目の前のことに、とにかくがむしゃらにがんばって、全力でぶつかり、壁を乗り越えた人たちの言葉は、多くを語らなくても、しっかり伝わるし、多くの人を共感させるものだ。
スポーツ選手が全力で行うたった一つのプレーで、何万の人の感動を与えるように。

そんな人が語る夢は、それだけで何かを感じさせる。

とにかく目先のことから、がんばろうじゃないか。
自分の成長と未来を信じて、
そのがんばった結果は、すぐに自分のものにならなくとも、仲間の共感を呼び、更に仲間とともに成長できると思う。

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