毎年恒例の技能検定試験が始まった。
ワークは難しいものでは無いけれど、独特の緊張感が、彼らの実力を露呈させます。
今年は4名が受験した。
その中に2名に1級受験者がいる。
彼らは、リーマンショック後、本当に苦しい時に入社した者たち。
数年前からグループのリーダーを務めるようになり、入社8年目にして、ついに1級に挑戦する実力が備わり今日を迎えた。
リーマンショック。
苦しかったあの時のことは、今でも心の中に、大きな傷として残っている。
それでも、今日の二人を見れば、時の流れと共に、現場は確実に成長していることを実感できる。
これから先も「時間」は皆同じ。
心の傷を忘れることなく、これからも成長していきたい。
サッカーワールドカップロシア大会
日本代表は、激闘の末ベスト16という結果を残し、ロシアを去ることになった。
数時間後、試合終了まで残り10秒でベルギーに逆転されるという悔しい結果となった直後の日本チームの、控室を映した1枚の写真が話題になった。
綺麗に整理整頓された控室。
そして、ロシア語で「ありがとう」のメモが残されていたという。
この写真をアップしたFIFAの運営は「こんな日本人と仕事ができたことは私の特権だ」とTwitterに残している。
日本人であることを誇りに思う。
それ以外どんな言葉があるだろうか。
そして観客席では、激闘に敗れた日本のサポーターが涙を流しながら、ごみ拾いをしている。
そこへ、ベルギーのサポーターがねぎらいの言葉をかける写真をみつけた。
ベスト8、ベスト4にたどり着くのは、まだまだ遠い道のりかもしれない。
けれど日本人が世界に誇れる事は、身近なところに、誰もが持っている。
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