『広告塔として、表彰台を目指す』
我が社の自転車部の、目標がなんだかとんでもないことになってきた。
毎朝5時起きで、練習しているらしい。
部長から『ユニフォームが欲しい』と言うことだったので、会社から部費を出した。
仕上がりは素晴らしい。
千葉県の形が描かれている。
背中には脇会社のロゴ、脇腹に会社の名前が入っている。
すると『出してもらったからには、会社の名前を表彰台へ』という目標なったという。
夏までの間に、ツールドなんとか…、に何戦か出場するそうだ。
いやいやなんだかスゴイことになってきた。
表彰台なんか登ったら、シャンパンシャワーでお祝いしないとな。
でも、とにかく事故の無いように気を付けて行ってらっしゃい。
測定要求の高まりに応じて、そり高度な測定機器を導入する。
そして精密な機械で測定すれば、より精密な結果が得られる…のは確かだけれど…。
でも、その数字が本当に正しいのか、そしてその数字が意味していることは何なのか、判断するのは結局人だ。
輪郭測定器。
測定のやり方は優しい。基本は、測定したい場所に針を置いて、スイッチポンだ。
すると素晴らしく正確に表面の形状を拾ってくる。
さて、問題はここからだ。
その数字、何をもってして『正しい』とするのか、だ。
正確すぎるからこそ、とらえ方によって違う答えが見えてしまう。
この測定器、導入して数年がたつ。
従って今となってはこの測定機器なしには、仕事にならない。
しかし今日もまた、一人の女性が悩んでいる。
どこを基準にするべきか、どの線をどこまで使うのか、汚れを拾っているのか本来の形状なのか…
悩む。
『えーっと、あのー…ですね…』
といって、彼は自分の身体をさすりながら、私の机の傍らに立っている。
何かを報告したいらしい。
なんとなく分かってはいたが、違ったらまずいので、『なんだよぉ』(な、にアクセント)と聞いてみた。
『昨日、籍を入れまして…』
オメデタイ話なのだが、スパッと言いにくい事情がある。
社内結婚なのだ。
私を含め、社内のほぼ皆は、二人の関係を知っていた。
非の打ちどころのない、お似合いの二人なので、周りは「いつ結婚するんだ?」くらいにしか思ってなかった。
とにかく良かった、一区切りついて。
結婚し一緒に生活し、家族を持つことは、人間を成長させる。
良い家庭を築いてください。
で、お祝い金はもちろんダブルです。
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