4月に入り、製造部では新たなミーティングを発足させた。
エリアの責任者による簡単な報告会。
昼休み終了のベルが鳴ると、工場の真ん中に集まり、工場長を中心に簡単な報告をする。
はじめは「なんでこんなことするの?」という感じもあった。
しかし、「ムダならやめちゃえば良いじゃん、とにかくちょっとやってみようよ」で始めたにもかかわらず、なんだかここ数日現場の動きが良いような気がする。
「知っているようで知らない隣のこと」
上に立って、難しい数値を並べて、何でも知っているつもりでいるより、簡単な報告会を地道に繰り返した方が、結果が出せそう。
私も見習わなくては。
あ、という訳でやっぱり「ホウレンソウ」ですね。
(タイトルに結びつけるの忘れてた)
一昨年のある日、衝撃的な事実を知りました。
「WINDOWS XPは10台以上ネットワークを繋げない」と言うことを。
とっても零細企業にありがちな無知さですが、この事実に驚いたのは、機能に関してではなく、ついに我が社も「そんなところまで来たかぁ」という現状に対してでした。
思い起こせばおよそ10年以上前、何も分からずパソコンを購入し、なんとかインターネットに繋げようと、何冊も本を買い、ベッコウアメに加入し、数ヶ月かけて必死の思いで繋がった事を思い出します。
最初に登場した画面は、プレスリーに関するアメリカのホームページ。
画面に全ての画が登場するまで、5分以上かかっていました。
それでも「おぉ、これが世界だ」と驚いたものです。
その後、そのPCを会社に持ち込み、市販の販売管理ソフトを立ち上げ、その後何度もバージョンアップを繰りかえして今に至っています。
ハードも1台から、2台、3台と増え、最初のものが壊れ、買い替え、LANがつながり、現場にもネットワークが入り、光通信が入り・・・。
ついに昨年、小さなサーバーが入りました。
そして先日、これら痕跡を発見しました。
倉庫の奥で、役目が終わってしまったモニター達がひっそりと休んでいます。
専任の管理者が「まだ使えるから」と大事に取っておいてくれています。
なんだかこれを見ると、10年前のことを思い出し、少しずつだけど、前に進んでいることを感じます。
ヤッター100点!
7枚連続で合格だぁ。
バーコードリーダーを始めた当初は、膨大な量の「入力間違い」と格闘。
当時、今回のシステム立ち上げの担当者は、イライラのを隠せず、「このまま続いたら体育館裏に呼び出してボコボコだぞ」的緊張感をかもし出しておりました。
http://www.kiyamaseisakusyo.co.jp/_manager/blog.php?ym=2008-2-7&id=166
でもとにかくあきらめず、
問題抽出⇒問題整理⇒対策⇒現場指導・マニュアル作り⇒見直し
を繰り返して、なんとか100点が連続して出るところまで来ました。
問題の抽出に毎日半日以上の時間を費やしていたのが、今では1時間を切るまでに。更に短縮できそうな気配もあり。
根気よく取り組んでくれた、システムの責任者、現場に落とし込む担当者、そして実践してくれた現場の皆様、お疲れ様です。
次のステージに入っていきましょう。
あぁーでも良かった。ボコボコにされる人が出てこなくて。
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