人生も折り返いし後半戦を迎え、我が子は大きくなり、会社にも10代の従業員が働くようになって、なんだか最近、社会の将来について考える機会が増えた自分がいることに気が付く。
そこで気になるニュースは、香港の民主化デモだ。
たいして深堀はしていないが、若い時に天安門事件をテレビで見て、その恐ろしさが記憶に残っていることと、当時とは比べ物にならないほど世界における中国の役割が大きくなっていることへの、なんとなくの不安が、ニュースに興味を持たせている理由の一つでもある。
そのデモ、先日ついに強制撤去された。
法的手段はとっている、とは言え、やはり天安門事件が脳裏をよぎる。
学生たちは、なすすべもない。
更には、道の封鎖で、経済的ダメージを心配した大人たちも、強制撤去に一役買っているという。
中国への返還前後の苦労や経緯をわかっていない、と学生たちのを批判する大人もいると聞く。
時代は、こういう波によって変化して行くのか。
イデオロギーとは、天安門に出撃した戦車より、恐ろしい。
民主主義。
国家のあり方の一番基礎となる部分にメスを入れる今の香港の活動を注目したい。
雨。
しかも、夕方に。
出張に持っていくパンツの枚数を確認するのと同じレベルで、行き先が「雨か」は、常に確認する。
海外での雨は、様々な不測の事態をもたらす。
ザックリ15年、中国を歩いてきたことから得た教訓だ。
東京なら、その不測の事態を、時間的にはプラス30分程度、心労的には1.15倍で対応する。
しかし、言葉の通じない国では、心労は数倍に跳ね上がる。
今回も久々、雨の洗礼を受けた。
20分前まで、晴天の下(屋台・一人・ソジュ)で昼食をしていたのに。
地下鉄で15分移動したら、この雨。
雷が轟いている。
しかし
地下鉄と空港行きの電車の接続が写真のようになっていて、雨は十分しのげる。
釜山の都会さ加減に感謝する思いです。
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