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TUE 16 October 2007

愚直に進むべき。

どうなんでしょう、最近の「品質」に対する流れは。

「国際競争」という視点で考えたときに、今の日本での品質に対する考え方や勧め方が、「全てが良い方向に流れている」とは言い切れないと思うんです。

アメリカ・EUはシッカリ「品質の使い分け」の方法を知っていると感じる。
その流れに日本は完全に取り残されている感があり、本流が中国に移りつつある気配を感じるのです。

しかし、こんな評論家のような話を始めたところで、結局は何も進まない。
我々は実践で戦う現場の当事者。
愚直にお客様と社会の要求にこたえるべき「義務」があるのです。

写真は、材料の六角部に付く傷を、工程内でどのように無くしていくのか、対策を立てているところ。

「六角部」とは、金具を取り付けるときにスパナやモンキーがかかる部分。
実際に現場で一度使用されれば、ズタズタのボロボロになる部分だ。
最近はこの部分でさえ、有名パティシエが作るスイーツのように、繊細に扱い、お客様の所に届けなければならない。

厳しい状況はますます続きそうですが、ただ愚直に進むべき。

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