切削の可能性|木山製作所のスタッフブログです|株式会社木山製作所

木山製作所のスタッフブログです

モノ作り集団「K製作所」の活動も随時更新中!

デザフェス等イベント出展情報もこちら

WED 15 December 2021

生涯現役

12月の初旬、フジコ・ヘミングのピアノソロコンサートに行ってきました。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

場所は東京都千代田区にある紀尾井ホール。

私にとっては初めての体験でしたが、とても感動しました。

「体調が悪く、いい演奏ができないかもしれません」

ステージに立った時、そうおっしゃっていました。

しかしいざ演奏が始まると、ホールに響き渡るピアノの音色。

お話しされていた時の弱弱しさなど微塵も感じさせない演奏。

御高齢にもかかわらずピアノを弾いているときの姿からは大きな力を感じます。

「生涯現役」そんな言葉が頭に浮かびました。

 

私はモノ作りを仕事としていますが、生涯現役でいられるのだろうか?

この先、仕事では第一線を退いたとしても、モノ作りに関わっていこう。

そのために今できる事を一生懸命やる。

そんなことを感じた1日でした。

それでは!

WED 01 December 2021

Ring!!

今日から12月。

12月最初の朝は荒れ模様。

土砂降りの雨でまるで水の中を進む感覚。

スタッフKATOです。こんにちは!

 

前回はリングの本体と石留を削り出しで製作しました。

Ring !

 

今回はいよいよロウ付けです。

作業の模様をご覧ください。

 

①リングと石留を冶具で固定します

この時フラックスを接合箇所に塗っておきます

 

②ガスバーナーで加熱

ペースト状のフラックスが溶けて接合部に流れ込みます

 

③ロウ棒を接合部に付けバーナーで溶かします

溶けたロウは毛細管現象により接合部分に速やかに広がっていきます

 

④バーナーを離し冷却するとロウ付け完了

接合が完了したらリングを磨いて仕上げます。

時間をかけて気の済むまで磨きます。

こうして完成したものがこちら。

様々な角度からご覧ください。

ロウ付けにより接合した部分は磨いてしまうと繋目はほとんど分かりません。

意外と簡単で綺麗に仕上がるロウ付け。

他にもいろいろ活躍しそうな感じです。

 

今回はとても面白い体験ができました。

これからも切削を絡めた面白いモノ作りを紹介していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは!

TUE 30 November 2021

Ring !

11月も今日で最後。

朝晩の冷え込みも厳しくなり、冬の到来を感じさせます。

週末所用があり鎌倉に行きました。

長谷寺の境内も木々が美しく色づいていました。

秋はいいですね。

スタッフKATOです。こんにちは!

 

今回は予告の通りリング制作です。

前回のブログで試したい事があるという話をしました。

その試したい事というのは、ずばり「ロウ付け」です!

 

ロウ付けとは…

ロウ付けは2つの金属の間に融点が母材より低い「ロウ」を溶かして流し込み接合する技術。

金属を接合する方法としては「溶接」「ロウ付け」「ハンダ付け」が知られています。

接合後の強度的には「溶接」>「ロウ付け」>「ハンダ付け」となり、

作業の難易度的には「溶接」<「ロウ付け」<「ハンダ付け」の順に簡単になります。

つまりロウ付けは比較的作業が簡単で、かつ強度が確保できる接合方法という事です。

 

今回は指輪のリングと石留をそれぞれ別に削り出しで製作し接合する計画。

リングの素材は銀色に輝くラウンドブリリアントカットとの対比を考慮し、金色の真鍮とします。

真鍮同士の接合なのでハンダ付けでも可能でしょう。

しかし強度的に少し不安なのと、純粋に「ロウ付けしてみたい」という願望からロウ付けに決定!

まずはリングと石留パーツをそれぞれ旋盤とマシニングセンタを使い削り出していきます。

 

●リング製作

リングは一般的な9号サイズで製作します。

よって内径はφ15.7、リングの線径は2㎜としたので外径はφ19.7となります。

デザイン的にはシンプルな丸いリングとしました。

φ20の真鍮丸棒を使い旋盤で削っていきます。

外径切削

内径切削

溝入れで突っ切り

リング部はサクッと完成

 

●石留製作

今回の石留はダイヤモンドを固定するのによく見られる6爪の石留を作ります。

まずは旋盤を用い盃状に削り出します。

これをマシニングセンタにセットし横から爪を削り出します。

6面同様に。

こうして6爪が削り出せました。

最後に旋盤で母材から切り落として完成。

それではいよいよメインイベント!

この2つのパーツをロウ付けしていきます!

しかし、キリがいいので今回はここまで。

ロウ付けの模様は次回のブログで。

それでは!

TUE 23 November 2021

勤労感謝の日

本日11月23日は勤労感謝の日。

皆さんいかがお過ごしですか?

スタッフKATOです。こんにちは!

 

祝日夜明け前の木山製作所松戸工場。

写真右側は事務所ですが、当然真っ暗。

でも左側の製造現場は1Fも2Fも煌々と照明が輝いています。

休日出勤。

おかげさまで木山製作所では現在たくさんの受注をいただいております。

ありがとうございます。

お客様のオーダーに応えるため、現場は全力で対応しております。

 

休日出勤は強制ではありません。

それでも多くの従業員が休日も仕事をしています。

出社してくる従業員の思いは様々。

しかしその根底にあるのは少しでも会社の業績を良くしたいという一心だと思います。

そんな真面目な従業員に現場は支えられているのだと改めて思いました。

部下を抱える立場の者の一人として、勤勉な従業員に感謝いたします。

それでは!

WED 20 October 2021

Brilliant cut !

今週に入り気温の低い日が続いています。

通勤時に見る朝焼けも冬の様相。

まもなく紅葉の美しい季節がやってきますね。

好きな季節の訪れにワクワクするスタッフKATOです。

こんにちは。

 

ブリリアント(Brilliant cut)を知っていますか?

ダイヤモンドなどの研磨方式の総称。

上の画像のようなラウンドブリリアントカットは特に有名ですね。

今回は金属でラウンドブリリアントカットを作る方法を紹介します。

 

実は10年ほど前にも削り出しラウンドブリリアントカットを製作したことがあります。

まだ木山製作所に5軸加工機が無かった頃、その当時導入したNC円テーブルを使って加工しました。

角度を自由に変えられるNC円テーブルの機能を試すサンプルでした。

今回はもっと小さなもの作って欲しいとの要望があり、5軸加工機で小さなサイズにチャレンジしました。

 

まず加工工程を検討します。

① NC旋盤によるブランクの作成

② 5軸マシニングセンタによるクラウン部の32面を加工

③ NC旋盤でパビリオン部の荒加工と突っ切り

④ 5軸マシニングセンタによるパビリオン部の24面を加工

⑤ NC旋盤によりクラウン部に残ったクランプ用突起の除去

このような加工手順で加工します。

 

製作するラウンドブリリアントカットの径は10mmとしました。

素材はSUS304です。

実際加工した際の画像をご覧ください。

まずはブランクの作成。

5軸マシニングセンタによるクラウン部の32面加工。

左がブランク、右がクラウン部を加工したもの。

NC旋盤によるパビリオン部の荒加工と突っ切り。

5軸マシニングセンタによるパビリオン部の24面加工。

加工の際はクラウン部に突き出したφ4の円柱をドリルのホルダーでクランプします。

最後にNC旋盤でクランプ用のφ4の突起を切り落とします。

こうして完成したラウンドブリリアントカット。

SUS304の銀色の金属光沢がブリリアントカットで細かく反射し綺麗です。

約10年前製作したものと並べるとこんな感じ。

以前製作したものは直径40mm。

今回のモノは10mmなのでかなり小さくなりました。

オブジェとしてはこのままでも良いのですが、ブリリアントカットと言ったらやっぱ指輪でしょ!

ってことで今回削り出したラウンドブリリアントカットにぴったり合う指輪を作って組み合わせたいと思います。

実は指輪製作の際に一つ試したいことがあるのです!

その模様は次回のブログで。

 

つづく

MON 04 October 2021

ナイフカスタム その2

10月1日関東地方では台風16号が接近し荒れた天気となりました。

そして一夜明けた土曜日。

台風一過、雲一つない快晴。

久しぶりに柏駅方面を散歩したスタッフKATOです。

こんにちは!

 

前回はナイフカスタムの為に製作した各種パーツ類を紹介しました。

 

ナイフカスタム その1

今回はその完成編になります。

何はともあれ画像をご覧ください。

アクセントであるホルダーにはパラコードで編んだランヤードを取り付けてみました。

シンプルなスネークノットという編み方。

 

こうして世界に一つだけのカスタムナイフが完成。

これからこのナイフでバンバン魚を捌いていきますよ!

実際、魚を捌いたインプレは別記事で公開します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは!

FRI 01 October 2021

ナイフカスタム その1

今日から10月。

すっかり秋らしくなりましたね。

先週末近くの林に行きました。

土を掘るとたくさんのカブトムシの幼虫が。

冬に向けてたくさん食べ丸々と太っていますね。

来年の夏はこの子たちが森を賑わせてくれることでしょう。

1年後の夏に思いを馳せるスタッフKATOです。

こんにちは!

 

今回はタイトル通りナイフをカスタムした話です。

アウトドアで大活躍のナイフ。

キャンプブームの昨今、皆さんも1本は持っているのではないでしょうか?

ナイフはキャンプ道具の中でも特に男心をくすぐるアイテム。

その実用性以外に自分好みにカスタムできるところも魅力の一つ。

砥いで切れ味を良くしたり、グリップにパラコードを巻いたり…

なかにはDIYで自分オリジナルのナイフを作る猛者も。

 

会社の企画で魚を捌くためのナイフを入手したスタッフKATO。

もちろん箱出しのままで使うなんてありえません。

徹底的にカスタムしてみました。

そんなカスタムナイフを紹介します。

 

カスタムのベースになるのはこちら。

釣り具で有名ながまかつの「フィッシングナイフ GM2014」という製品です。

ブレードの形状が気に入ったのでこのナイフをベースにしました。

 

まずはこれを分解していきます。

ほとんどのパーツはブレードにカシメで止められていました。

ピンの部分にドリルで穴をあけ除去すると外れました。

分解したものがこちら。

(※分解直後の写真を撮り忘れ、ブレード部分は既に加工済みです)

このブレードのみを使い、ヒルト(柄)をオリジナルで製作します。

ヒルト(柄)はガード(鍔)、グリップ(握り)、ポメル(柄頭)で構成されています。

今回は二式銃剣をイメージした外観で製作します。

加工には以前製作した三十年式銃剣のデータを一部変更して使用しました。

 

ガード(鍔)

二式銃剣の龍尾の無いコンパクトな形状を再現。

素材はアウトドアナイフっぽさを出すため真鍮としました。

そして穴にはSUSで石留のパーツを別に作成し圧入。

中心に10mm径のラピスラズリをあしらい、装飾としました。

 

グリップ(握り)

こちらは三十年式銃剣のモノをそのまま流用。

ただしグリップを固定するボルトやナットは真鍮とSUSで新規に製作し統一感を出します。

 

ポメル(柄頭)

画像のようにグリップの形状に合わせて丸みを帯びた形状としました。

こちらもガード(鍔)と同様、真鍮製です。

ブレードへの固定はカシメではなくネジ止めとし、再分解可能にしました。

さらにストラップやカラビナを付けるためのホルダーをSUSで製作。

銃剣の特徴であるレール部分に取り付けアクセントに。

 

ブレード

ヒルト(柄)を組み込むため、持ち手の部分を赤線の形状に削り込みました。

グリップやポメルを固定するボルトを通す穴もあけ直しています。

 

あとはすべての部品を組み込めば完成です。

その2に続く。

WED 29 September 2021

名刺入れ

肌寒い朝。

写真奥の川では川霧が発生しています。

手前には収穫を待つ黄金色の新米。

秋ですね。スタッフKATOです。

こんにちは!

 

マシニング加工チームに営業部から依頼が。

10月に出店する展示会用に、削り出しの名刺入れを作ってほしいとのこと。

以前同じような依頼で会社のネームプレートを作成したことがありました。

 

会社ネームプレート完成

 

今回も前回同様、若手の社員に担当してもらいました。

デザインは自宅で考えてきてもらい、プログラムは忙しい業務の合間に作成。

加工機械のグラフィックで動きを確認しプログラムのチェック。

加工したものがこちら。

このような感じで名刺を入れる事が出来ます。

まだ完成ではありません。

側面に会社のマークと名前を彫り込みます。

このへんは前回のネームプレート作成で学んだ方法の応用です。

完成したものがこちら。

なかなか良い感じに仕上がったのではないでしょうか?

 

木山製作所は2021年10月6日~8日に開催される、「第24回 関西 機械要素技術展」に出展します。

名刺入れもブースに置いてあると思います。

ぜひ会場で若手社員の作品をご覧ください。

MON 06 September 2021

三十年式銃剣

9月に入り雨の影響か、過ごしやすい気温の日が続いています。

季節が一段秋へと進んだようです。

過ぎ去る夏に少し寂しさを感じる、夏大好きスタッフKATOです。

こんにちは!

 

三十年式銃剣ついに完成編。

何はともあれ画像をご覧ください。

実は二振り作成しています。

この2本持ち手部分の仕上が若干違います。

上のモノはサンドブラストによる艶消し仕上げ。

下のモノはペーパーによるヘアライン仕上げ。

ヘアライン仕上の方はわずかに光沢があるのが分かるかと思います。

 

ということで三十年式銃剣を作るでした。

全てのパーツを削り出して製作した今回の作品。

満足感は半端ないです。

やはりモノづくりは楽しい。

 

木山製作所ではモノづくり興味がある、創作意欲のある方を募集中です。

もちろん未経験者でも大丈夫。

なぜならスタッフKATOも未経験でした!

教育プログラムがあり、先輩方も丁寧に指導してくれるので安心してください。

少しでも興味が湧いたあなた、一度木山製作所に工場見学に来ませんか?

工場見学は随時受付中です。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは!

WED 01 September 2021

自由研究

9月になりました。

子供たちは夏休みが終わり2学期が始まります。

宿題や作品で荷物がいっぱいの子供たちが元気に通学していました。

僕にもこんな時代があったなぁとしみじみ思いました。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

今日は夏休みの工作を紹介します。

次男の夏休みの宿題。

魚が好きな次男のために木材から魚を削り出し、魚の模型を作ることにしました。

夏休み中近所で釣った魚たちを作ります。

色は実物をよく観察しながら本人に塗ってもらいます。

 

このような感じで木の板からエンドミルを使って彫り込んでいくことにします。

エンドミルで粗彫りしたところ。

気がささくれ立ってよくわかりません。

ボールエンドミルで仕上げ。

魚のシルエットが見えてきました。

両面削ったのち魚を切り出し、表面にペーパーをかけて仕上げました。

あとはアクリル絵の具でペインティング。

こんな感じで塗れました。

最後にケースに収めて完成。

オイカワとオオクチバスを作りました。

 

たまにはこんな工作もいいですね!

それでは。

切削の可能性

木山製作所のスタッフブログです

モノ作り集団「K製作所」の活動も随時更新中!

デザフェス等イベント出展情報もこちら

2022.08.06
インターンシップを実施しました
2022.07.29
準備中!
2022.05.27
新入社員切削体験 その2
2022.05.18
新入社員切削体験 その1
2022.04.29
4月
2022.03.15
自己投資の行方
2022.03.11
自己投資
2022.02.11
Let’s Workout!
2022.01.20
Leica Emspire 3
2022.01.06
A HAPPY NEW YEAR!
2021.12.15
生涯現役
2021.12.01
Ring!!
2021.11.30
Ring !
2021.11.23
勤労感謝の日
2021.10.20
Brilliant cut !
2021.10.04
ナイフカスタム その2
2021.10.01
ナイフカスタム その1
2021.09.29
名刺入れ
2021.09.06
三十年式銃剣
2021.09.01
自由研究

切削の可能性バックナンバー

ご相談・お見積り依頼

NC旋盤加工のスペシャリスト、切削加工はお任せ下さい 047-311-2671 受付9時から17時まで 土曜、日曜、祝祭日は除きます。 無料相談はこちらから