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「KATOの世界」の記事一覧

TUE 16 July 2019

Ring ~研磨編~

趣味でやっている自転車。雨模様の天気が続きますが日々まじめに練習しています。

この時期には珍しく月の走行距離が1000km超えているスタッフKATOです。

こんにちは。

 

リング製作のその3です。

前回までで工作機械による切削加工は終了し、64チタンの無垢材からリングを削り出すことが出来ました。

今回はそれを手作業で磨いていきます。

 

☆Polishing

研磨。とにかく研磨。

切削加工では必ず加工工具による「引き目」と呼ばれる切削痕が表面に出来てしまう。

下の画像の円周状のスジがその引き目。

切削であることを売りにした製品はむしろそのままの方が良い。

しかしアクセサリーにそれは求められていない。

輝いているほうが良い。

切削の引き目を消し、研磨によって面粗度を向上させます。

 

先ず目の荒いヤスリで切削痕を消す。

次に耐水ペーパーを使い、番手を上げながらキズを消していきます。

ある程度キズが消えたら、今度は研磨剤を使用して研磨。

金属ミガキの定番「ピカール」を使いました。

リューターなども使いつつ、最後は手作業で。

こちらが拡大画像。だんだん綺麗になっていきます。

とにかく地道に磨き続け、鏡面のような光沢を目指します。

何とかここまで来ました。

チタン合金はなかなか光沢が出ませんねぇ。

次回はいよいよ石を入れます。

 

to be continued

MON 08 July 2019

Ring ~切削編~

リング製作パート2

前回までにリングのデザインを決定しました。

形状が決まれば、加工プログラムを作成し切削作業開始!

 

☆Turning

まずはNC旋盤で基本形状を削りだします。

穴あけ

外径加工

内径加工

最後に溝入れ工具で切り落とします。

切り落としたリングからバリを取ります。

サイズ違い2種類各2個ずつ製作しました。

 

☆Milling

次にマシニングセンタで石留め部分の製作。

リングをバイスでクランプ。

石を入れる穴をドリルで揉み付け、その周囲に石を留める爪をボールエンドミルを使って削り出していきます。

このような感じで削れました。

3Dデータ通りです。当然ですが。

こちらは拡大画像。

中心のくぼみに石を入れて4隅の爪で固定する予定。

機械加工はココまで。

この後は地道に手作業で仕上げていきます!

 

to be continued

WED 03 July 2019

Ring ~企画編~

気がつけばもう7月。

2019年も半分過ぎてしまいました。

近頃、時間の経過が異常に早く感じるようになったスタッフKATOです。こんにちは。

 

いつもは虫やライトセーバーなどマニアックなものばかり作っているスタッフKATO。

でも今回はとても普通なアクセサリー作り!

 

それはリング。指輪。

アクセサリーの王道。

そして婚約指輪や結婚指輪など、他のアクセサリーよりスペシャル感の強いアイテム。

誰しもが1つは所有しているのではないでしょうか?

 

以前、銀粘土を用いたシルバーアクセサリー作りにはまっていたことがあります。

その時リングも作りました。

粘土を自由に成形してリングを作る工程はとても面白かった。

しかし今は切削加工が行える環境と技術があります。

それを活かし今回は切削加工でのリング製作にチャレンジ。

世界に一つだけのオリジナルリングを製作します。

 

☆Material

素材として選んだのはチタン合金。

当然無垢材からの削り出し。

プラチナもシルバーもすばらしい素材ですが、リングを工作機械による切削加工で作る面白さを最大限伝えるため、手作業では比較的削りにくいチタン合金の丸棒を選択。

金属アレルギーになりにくいところも、リングの素材として適しています。

そして普段の仕事でも扱う素材なので、切れ端をストックしてあり材料の入手に困らないというメリットも!

 

☆Design

まずはリングをデザインします。

コレが決まらなければ何も始まらない。

男女問わず合うシンプル形状、かつ宝石を一石嵌め込みたい。

日常生活で邪魔にならないサイズ感、使用する石の大きさなどから形状を作ります。

最終的にはこのような形状に決定しました。

そしてこれは加工用に作った3DデータをFusion360でレンダリングしたもの。

イメージを膨らませつつ制作に入ります。

 

to be continued

SUN 30 June 2019

Nihilus’s lightsaber Ver.2.0

以前紹介したナイアリス卿のライトセーバー。

一部改良を加え、Ver.2.0として進化しました。

外観に大きな変化はありません。

大きな違いは内部空間の拡大。

内径をφ30として全体的に設計を変更し、可能な限り大きな内部空間を確保。

特にポンメル部分は大きく設計変更しています。

またVer.2.0 はVer.1.0で省略していたポンメル側面にある突起も再現しました。

下の画像はポンメルとグリップのパーツ類の新旧比較です。

左がbefore、右がafterになっています。

Ver.1.0はグリップ部サイドにある突起をボルトで再現し、このボルトがポンメル中心部のパーツを固定する構造でした。

Ver.2.0ではポンメルにある円錐状の突起を再現するとともに、このパーツがポンメル中心部のパーツの固定を兼ねるように変更しました。

この設計変更によりポンメル中心部のパーツを大幅に小型化する事ができ、グリップからポンメルまでの内部空間を長手方向に47mm拡大できました。

 

完成画像です。

外観もよりイメージに近づいた感じ。

そして内部空間を拡大したことで、ギミックを仕込みやすくなり一石二鳥。

 

自己満足の世界。

やはり切削加工は面白い。

WED 05 June 2019

Revan’s lightsaber

デザインフェスタvol.49が無事終わり、ほっと一息ついている今日この頃。

スタッフKATOです。こんにちは。

 

スタッフブログの中でも「KATOの世界」というカテゴリーは、スタッフKATOが気の向くままに作った作品を紹介しているコーナー。

今回も趣味全開の作品を紹介。

はい、3本目のライトセーバーです!

 

この作品はレヴァン(Revan)というキャラクターのライトセーバー。

レヴァンは映画STAR WARSで描かれた時代より遥か昔に活躍したとされる人物で、

ジェダイの騎士からシスの暗黒卿へと転身したのち、再び銀河共和国側で戦ったという経歴のキャラクター。

当然映画には登場しませんが、とても人気のあるキャラクターで私もそのひとり。

そしてレヴァンといえば、なんと言っても一目でそれとわかるこの特徴的な形状のライトセーバー。

とても魅力的な形状で制作意欲が上がります!

今回はアルミ製品へのアルマイト処理と、アルマイトした部分を再切削し金属地を出すことにチャレンジしました。

細部をご覧ください。

アルマイト処理した黒い部分と再切削によるアルミ地のコントラスト!

イメージどおりの仕上がり!

 

 

アクション用ブレードへの交換はこんな感じ。

まずサイドに付いている特長的な突起状パーツをネジを緩めて外します。

するとその下にイモネジが見えるので、コレを緩めると先端のエミッター部が外れます。

あとはブレードを挿入して戻せば完成。

ところで、今回チャレンジしたアルマイト処理とその後の再切削にはいろいろと工夫が必要でした。

具体的には…

・どこまで加工してからアルマイトするか?

・アルマイト処理後の再切削時のクランプをどうするか?

・それに伴う最適な工程分割とは?

など通常の加工よりも考えることが多く、工程が複雑になりかなり手間がかかりました。

今までのライトセーバーと比べ、パーツ1点を完成させるのに3工程かかっていたものが5工程に増えるイメージ。

しかし完成したライトセーバーを見ると、そんな苦労も吹き飛びます!

 

ということで、今回はRevan’s lightsaberの紹介でした。

次は何を作ろうか現在構想中。

レヴァンといえば二刀流。ということは今回のライトセーバーの対になるアレでしょうか?

夢は膨らみます。

やはり切削加工は面白い。

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