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「KATOの世界」の記事一覧

MON 24 June 2024

削り出しトルメキア軍コルベット製作風景2

関東地方も梅雨入りしました。

例年より2週間ほど遅いとか。

雨は鬱陶しいと感じたりもしますが、雨でなければ見られない風景もあります。

虹はやっぱり特別感があります。

スタッフKATOです。

こんにちは。

 

コルベットの製作風景を紹介する第2弾。

前回は胴体の加工を紹介しました。

削り出しトルメキア軍コルベット製作風景1

今回は主翼です。

コルベットには計4枚の主翼があります。

前後の主翼は似た形状ですが細部のディテールが違います。

よって4枚それぞれのCADモデルを作成して削ることになります。

 

製作方法は胴体と同じ。

アルミの材料からNC旋盤で大まかに削ってブランクを作り、マシニングセンタで仕上げます。

 

マシニングセンタでの加工です。

荒削り、中荒削り、中仕上げ、最終仕上げの4工程で仕上げています。

〇粗削り

フラットエンドミルで階段状に切削

〇中粗削り

φ4のボールエンドミルで基本形状を切削

〇中仕上げ

φ1のボールエンドミルで細部のディテールを出します

〇最終仕上げ

φ0.6のボールエンドミルで仕上げます

中仕上げと最終仕上げはあまり見分けがつきませんが細部のディテールのシャープさが違います。

最後にNC旋盤でベースから切り離します。

こうして完成した主翼4枚。

これで艦体を構成するメインのパーツが完成しました。

あとは小物類を削っていきます。

今回はここまでです。

それでは!

WED 12 June 2024

削り出しトルメキア軍コルベット製作風景1

6月になり紫陽花が綺麗な季節になりました。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

今回より前回紹介したトルメキア軍コルベットの製作風景を部位ごとに紹介していきます。

削り出しトルメキア軍コルベット

 

第1回は艦体部分の製作。

まずはCADでモデリング。

3Dモデルがないと始まりません。

というよりこれがすべてといっても過言ではないかもしれません。

一番時間がかかっているのは実はこの工程。

ただモデリングはPCさえあればいつでもどこでもできるのがいいところ。

そしてモデルさえできてしまえば加工は何とでもなります。

木山製作所には優秀な1級技能士が揃っています!

 

加工計画

①艦体は前部と後部に分けて加工

②また内部はインテリアを仕込むので空洞化

③特徴的なキャノピー部は枠を加工しガラス部は後から透明パーツをはめて再現

 

アルミの丸棒から削り出しで製作。

アルミ丸棒から旋盤で大まかにブランクを作成し、その後5軸加工機で削り出します。

艦体前部

艦体後部

最後にベースから旋盤で切り離せば完成。

組み合わせたところ。

大きさ比較のために1円玉と。

私のこだわりである約1/144スケールです。

基本の加工方法はこんな感じになります。

次回は主翼パーツの予定です。

それでは!

MON 27 May 2024

削り出しトルメキア軍コルベット

新年のあいさつからしばらく間が開いてしまいました。

気づけばもう5月も終わり。時間が経つのは早いですね。

船橋に行った際に停車中の8111Fを発見。

現存する唯一の東武顔。古き良き時代を感じさせます。

いつまでも元気に走っていて欲しいです。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

前回の投稿で現在制作中の作品について画像を公開しました。

2024

そちらの画像からお分かりの方もおられると思いますが、今回製作しました作品は「トルメキア軍コルベット」です。

以前3Dプリンターで製作した戦列艦(バカガラス)と同じく、有名なジブリ映画「風の谷のナウシカ」に登場するメカです。

コルベットは中型の戦闘艦で対空戦闘、対地攻撃、物資や兵員輸送などの任務をこなす汎用性の高い艦として描かれています。

今回はこのコルベットを戦列艦と同スケール、アルミニウム削り出しで製作することを計画しました。

 

そしてそのコルベットをようやく皆様にお見せできる程度まで仕上げることができたので公開したいと思います。

各部の製作工程やディテールなど詳細についてはこれから随時公開していく予定ですが、まずは完成形をご覧ください!

まずは全体像

特徴的なコックピット周辺

船体後部

船体中央部

主要なボディーパーツはすべてアルミニウム削り出しで製作。

船体内部インテリアや銃座等の小物パーツは3Dプリンターで出力。

コックピットのキャノピーはバキュームフォームで。

ピトー管等は真鍮パイプと真鍮線の組み合わせ。

船首のエンブレムは真鍮から削り出してはめ込んでいます。

またエンジン部にはLEDライトを仕込んで発光するようにしました。

後部のハッチは極小のヒンジで可動します。

船体表面は切削後に手作業で研磨し、磨き上げられた特別仕様というイメージで仕上げました。

アルミ地剥き出しのボディ以外はすべて塗装して仕上げています。

 

こうして完成した削り出しコルベット。

久しぶりの作品となりましたが、時間をかけて自分がやりたかったことはすべて盛り込めた作品になったかなと思っています。

各パーツの製作風景はこれからアップしていきます。

それでは!

SAT 06 January 2024

2024

新年あけましておめでとうございます。

スタッフKATOです。

こんにちは。

 

木山製作所も5日から仕事がスタートしました。

昨年は全くブログを更新することができませんでした。

(まったくネタがなかったわけではないのですが…)

2024年はまた精力的に活動していきます!

既に新しいプロジェクトが昨年秋ごろからスタートしています。

こんなの作っていきますよ!

何だかわかりますか??

こちらの情報は随時公開していくのでお楽しみに!

それでは、本年も木山製作所と切削の可能性をよろしくお願いいたします。

WED 28 December 2022

トルメキア軍戦列艦を作る ~完成編~

2022年の釣納めで千葉港へ。

富士山を望む東京湾の夕焼け。美しいです。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

全6回に分けて紹介した「トルメキア軍戦列艦を作る」もいよいよ最終回。

完成した戦列艦をご覧ください。

全景。

今回の見どころ、可動式のドアと貨物室。

突撃砲とともに。

2輌の突撃砲を格納できます。

大きさの比較のため手元にあった1/144スケールのB-24爆撃機と撮影。

戦列艦はずんぐりむっくりした胴体と長大な主翼により、全翼機のような外観が特徴。

よって全長はそれほど変わらないものの、胴体は太くボリューム感が全く違います。

そして全幅は2倍ほどの大きさ。

 

屋外で空撮もしてみました。

やはり空の青が似合いますね!

 

今回は3Dプリンターを使用し「風の谷のナウシカ」に登場するバカガラスこと戦列艦を作成しました。

戦列艦の模型は一般には販売されておらず、それを立体物として再現するのは私の子供の頃からの夢でした。

技術の進歩により大人になって子供の頃の夢を実現できました。

自分の作りたい物をカタチにすることができる3Dプリンターに感謝です。

 

2022年もお付き合いいただきありがとうございました。

2023年も変わらず面白いモノづくりを発信していけるよう精進いたします。

モノづくり部も本格的に始動します。こちらもご期待ください!

それでは、皆様良いお年を!

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