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「KATOの世界」の記事一覧

WED 10 June 2020

トルメキア軍自走砲 ~車体製作~

ブログ再開でようやくトルメキア軍自走砲製作の記事も更新することができます。

お待たせしました、スタッフKATOです。

こんにちは!

 

今日は前置き無しで行きます。

トルメキア軍自走砲の製作もいよいよ大詰め。

車体製作編です。

 

車体の製作工程はおおよそこんな感じ。

下図のように材料から車体側面の転輪が収まる部分を削り出し、車軸を挿すための穴をあけておきます。

こうしてできたブランクをバイスでクランプし、まずは車体裏側を5軸のマシニングセンタで加工していきます。

裏面が出来たらそれを上下反転させてクランプし直し、車体上面を同様に加工します。

傾斜した平面で構成される車体。

5軸の機能を生かし、各面ごとに様々な角度で割り出して加工しました。

 

こうして出来たパーツがこちら。

左からブランク、車体裏面加工品、完成品です。

これですべてのパーツが揃いました。

次回は組み立て完成編です!!

FRI 20 March 2020

トルメキア軍自走砲 ~シュルツェンの製作~

新社屋への引っ越しが終わりました。

新しい工場には屋上があります。

出勤し上がってみると、空に天使の梯子が。

思わず写真を撮ってしまいました。

空を見るのが好きなスタッフKATOです。こんにちは。

 

トルメキア軍自走砲の製作のつづき。

製作は順調に進んでいます。

というより引っ越し後は多忙が予想されたため、急ピッチで作業を進め、実はすでに完成しています!

製作の様子を数回に分けて紹介していきますよ。

 

今回は「シュルツェン」の製作。

シュルツェンとはWWⅡ時ドイツ軍戦車の側面等に追加された増加装甲ですね。

トルメキア軍自走砲は側面を装甲が覆っています。

これをシュルツェンと呼ぶべきかはわかりませんが、なんとなく似ているのでそう呼称することに。

CADで設計したパーツは約1mm厚のL字型の板状パーツになります。

この薄板形状のパーツを冶具と両面テープを使用し削ることに。

まずは材料から装甲上面部分を削り出します。

次に装甲裏側を削ります。

この時点まではクランプする部分が十分にあるのでバイスで挟んで固定して加工しました。

最後の工程で冶具を使用します。

適当なアルミの端材に装甲のL字の部分がはまる切り欠きを作りました。

その上面に両面テープを張り付け、ワークのL字状の突起を冶具の切り欠きに合わせて位置決めしつつ両面テープで固定します。

中央のキャラクターは気にしないでください。特に意味はありません!

あとはこれをバイスでクランプするだけ。

両面テープによる固定と、ワークのL字状の突起をバイスと冶具で挟みこんで固定しています。

加工しました。

ワークが動くこともなく加工することができました。

こうして完成したシュルツェンがこちら。

仕上げ加工にはR0.25のボールエンドミルを使用しました。

モールドもよく再現されているのではないでしょうか?

 

次はいよいよ本体の加工です!

それでは!

MON 09 March 2020

トルメキア軍自走砲 ~履帯を作ってみた!~ その2

今月は工場の移転作業がありバタバタです。

スタッフKATOです。

こんにちは。

 

新工場では今までと勝手が違い、何気ない作業にも難儀することが想定されます。

削り出し作業は移転前にできるだけ進めておきたいところ。

工場でなくてもできる作業は持ち帰り、自宅でコツコツ進めています。

 

トルメキア軍自走砲の履帯製作の続きです。

前回までに必要なパーツの削り出しは完了しました。

今回はそのパーツを連結していきます。

まず、0.5mmのアルミ線を3mm程度の長さで切断します。

履板パーツ2個を用意し、それぞれの凸と凹をはめ合わせ、側面の穴にアルミ線を通します。

履板は幅2.9mmで作製しているので、3mmで切断したアルミ線は少し飛び出す感じになります。

この飛び出した部分を万力で挟んで潰し固定します。

この作業をひたすら繰り返せば、履帯の完成です。

1本約50個連結するのに3時間ほどかかりました。

 

CAD上では1本あたり55個連結すると1周する計算ですが、

実際には連結部に可動のためのクリアランスがあるので、それより少ない数になるはず。

正確な個数が知りたくて、再現して検証してみることに。

まず、起動輪と誘導輪、転輪を製作しました。

起動輪と誘導輪の外周はφ5mm、転輪の外周はφ3.5mm、軸径は全て1.1mmとしています。

本来起動輪の外周部には履帯と噛み合う歯がついていますがそれは省略し、誘導輪と共通のデザインとしました。

次にアルミの端材を用意し、各種転輪が配置される部分にφ1mmの穴をあけます。

あけた穴に1mmの軸を差し込み、その軸に転輪を通し、履帯を巻いていきます。

出来ました!

1本あたり52個の履板を連結するとちょうどいい長さの履帯になることがわかりました。

スムーズに可動します!

これで手転がし遊びができますね!

 

足回りの目処がついたので、次は車体の製作に入っていきます。

続く…

TUE 03 March 2020

トルメキア軍自走砲 ~履帯を作ってみた!~

いつもの通り道。

ふと思い立って増尾城址公園に足を運んでみた。

公園内は河津桜が見頃を迎えていました。

そういえば今日は3月3日。雛祭り。

春の訪れを感じます。

このところ深刻なニュースが多い中、綺麗な桜を見て少し癒されるスタッフKATOです。

こんにちは。

 

今日はトルメキア軍自走砲製作の続報。

タイトルの通り「履帯」の製作を始めました!

「履帯」とは無限軌道、キャタピラのことです。

複数の呼び名がありますが軍事用語では「履帯」と呼びます。

 

今回トルメキア軍自走砲を削り出しで製作するにあたり、履帯をどう表現するか悩んでいました。

1/144というスケールを考えると、下の画像のように履帯と各種転輪を一体パーツとして削り出すという方法をまず考えました。

しかしそれでは何か物足りない。遊び心が欲しい。

そこで「可動式履帯」に挑戦することに!

足回りは戦車の魅力の一つ。手は抜けません。

設定のデザインをベースに、スケール感、削り出しという加工上の制約、扱いやすさなどを考慮し形状を決定します。

削り出す際のクランプしやすさなども設計上の重要なポイント。

最終的に決定した案がこちら。

何しろ1両分で100個以上必要になるので、量産性を考慮する必要があります。

 

設計が完了したら、プログラムを作成。

今回は手組みで加工プログラムを作りました。

では加工の順に見ていきます。

①上面を荒加工。

②側面の加工

③反対側の加工

④上面から仕上げ加工

少し見にくいですがこの段階で履帯一つ一つのパーツ形状はできています。

側面から見るともう少し分かりやすいかも。

⑤裏面の加工とベースからの切り離し

この工程では専用の冶具を使います。それがこちら。

無数に突き出た0.5mmの真鍮線に履帯パーツを差し込みます。

奥まで差し込んだら、もう一つの冶具で挟み込みます。

あとはこれをバイスでクランプして加工します。

加工したものがこちら。

真鍮線に差し込まれて履帯パーツだけが残るというわけ。冶具を開くとパーツが取れます。

完成品。幅約3mm、長さが1.5mmほどの小さなパーツです。

このようにして自走砲1両分+予備数個で108個作りました。

これにピンを通して連結していきますよ!

次回に続く…

WED 26 February 2020

チーバくん

昨日は千葉県内の新型コロナウイルスの感染者3人が同じスポーツクラブを利用していたことが報道されましたね。

新型コロナウイルスの感染拡大に戦々恐々としている、スタッフKATOです。

こんにちは。

 

もし会社内で感染者を出してしまった際の影響は計り知れません。

風評被害も含めて。あっという間に情報は拡散するでしょう。

社内には幸いなことにまだマスクがあります。

業務中のマスク着用を義務付けたり、人を集めての会議や、飲み会の開催などは可能な限り行わないなど、

会社としてとれる対策はしていかなければならないと改めて思いました。

 

それでは気を取り直して加工品の紹介です。

以前「モデリング」というタイトルのブログで紹介した、チーバくんを実際削り出しました。

それがこちら。

モデリングはソフトを扱えれば誰でもできます。

しかしそれを「カタチ」にするのはモノづくりを仕事とする我々の分野。

削ってカタチにしてなんぼ。

これまでにも様々なものを削り出しで作ってきたので、今回は大きなトラブルもなくテストショット1発目から問題なくカタチになりました。

これも経験の賜物ですね!

荒加工

中荒加工。なんとなくカタチになってます。

仕上げ加工中。5軸のマシニングセンタで加工しています。

完成。全長20mmほどのミニモデルです。

せっかくなのでキーホルダーにしてみました。

なかなか可愛らしく出来たのではないでしょうか。

非売品です~

 

実は今、別のキャラクターに着手しています。

本命はこっちなのです!

チーバくんで手応えを得られたので、本命も上手くいくでしょう!

トルメキア軍自走砲も並行して進めています。

詳細はいずれ。

それでは。

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