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「KATOの世界」の記事一覧

WED 01 September 2021

自由研究

9月になりました。

子供たちは夏休みが終わり2学期が始まります。

宿題や作品で荷物がいっぱいの子供たちが元気に通学していました。

僕にもこんな時代があったなぁとしみじみ思いました。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

今日は夏休みの工作を紹介します。

次男の夏休みの宿題。

魚が好きな次男のために木材から魚を削り出し、魚の模型を作ることにしました。

夏休み中近所で釣った魚たちを作ります。

色は実物をよく観察しながら本人に塗ってもらいます。

 

このような感じで木の板からエンドミルを使って彫り込んでいくことにします。

エンドミルで粗彫りしたところ。

気がささくれ立ってよくわかりません。

ボールエンドミルで仕上げ。

魚のシルエットが見えてきました。

両面削ったのち魚を切り出し、表面にペーパーをかけて仕上げました。

あとはアクリル絵の具でペインティング。

こんな感じで塗れました。

最後にケースに収めて完成。

オイカワとオオクチバスを作りました。

 

たまにはこんな工作もいいですね!

それでは。

THU 12 August 2021

刀身 ~三十年式銃剣~

夏の空。

入道雲と夕焼け。

どちらも松戸工場屋上から撮影したもの。

屋上で一人空を見る上げるのが好きなスタッフKATOです。

こんにちは!

 

本業が忙しくブログの更新ペースが落ちている今日この頃。

世の中お盆休みの時期ですが、私を含め何名かが交代で休日出勤をしています。

思えば去年の今頃はコロナの影響で休業日が設けられていました。

こうしてたくさんのお仕事をいただけるのは、本当にありがたい事です。

 

本日は数年前に製作した三十年式銃剣の刀身を紹介。

何はともあれ画像をご覧ください。

まずは全体像。

素材はアルミ。

板材からの総削り出しです。

プラモデルのように母材と刀身が細いランナーでつながっているのが分かると思います。

母材に無数にあけた穴を利用し、専用冶具にボルトで固定して加工しています。

細部の画像を何枚か。

先端は安全のためRを付けてあります。

当然刃はついていません。

というよりアルミ製なので刃を付けるほどの強度はありません。

また素材の特性上表面に傷がつきやすいです。

取り扱いは慎重に。

目的である飾って鑑賞する用途には何の問題もありません。

この後母材から刀身を切り離し、切り出した部分のバリを仕上げて完成です。

 

次回はラスト完成編です。

それでは!

SAT 10 July 2021

部品完成

夏本番。

夜の木は昆虫たちのレストラン。

様々な昆虫たちが食事を楽しんでいます。

会社帰りに木をチェックするのが日課になっているスタッフKATOです。

こんにちは!

 

三十年式銃剣製作。

前回サンドブラストが完了した部品にアルマイトを施しました。

それがこちら。

落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

後は組み立てを残すのみ。

それでは!

MON 28 June 2021

サンドブラスト

気が付けば6月ももう終わり。

あっという間に季節が廻ります。

今年は6月21日が夏至でしたね。

北半球では今が1年のうちで昼の時間が最も長くなる時期。

朝も3時台から明るくなり始め、4時を過ぎれば普通に活動できます。

せっかく明るいのに何もしないのはもったいない!

自分の場合は近所の川で釣りを楽しんでいます。

狙いはオオクチバス。

愛らしいフォルムと力強い引きが魅力。

スタッフKATOです。

こんにちは。

 

本日はサンドブラストをやってみたので紹介します。

以前製作した三十年式銃剣のパーツ。

削り出しのままでは味気ないので、サンドブラストしてみました。

研磨材の粒度は#120。

before

after

どうでしょう?

なかなか良い感じです。

作業自体はそれほど難しくないのですが、専用ブースが無いので研磨剤が周囲に飛び散って大変。

簡易的にブースを作ってやってみました。

見てくれは最悪ですが、こんなモノでも無いよりはマシ。

次はアルマイトの予定です。

それでは!

THU 27 May 2021

マイナス頭のボルトが無い ~三十年式銃剣~

出勤前の朝マズメ。

近所の川で1時間ほど釣り。

毛鉤の仕掛けでオイカワを狙います。

銀色に輝く美しいオイカワが釣れました。

短時間ですが楽しいひとときを過ごしたスタッフKATOです。

こんにちは!

 

S&T製三八式歩兵銃にカッチリ着剣出来る三十年式銃剣があったらいいいな!

という軽いノリで柄頭の製作からスタートした本企画。

前回急遽、三十年式銃剣フルスクラッチ計画へと変更。

今回はそのために必要な小物類を作ったので紹介します。

小物類とは上の画像のようなボルトやナットです。

各パーツを組み付ける為に使用します。

当初は汎用品で代用可能なパーツはそのまま使う予定でしたが、そこには大きな壁が。

それは…

 

マイナスネジが無い!

 

ITを駆使して探しましたがマイナスネジって売ってませんねー。

レトロな金属製品には当然のように使われていたマイナスネジ。

今ではプラスや六角穴付ボルトが主流となり淘汰されてしまいました。

マニアックな用途向けにあるかと思ったのですが自分には見つけられず。

無いなら作る!

 

という事でマイナスの皿ネジを製作。

ネジはM3です。

ついでに柄木に埋め込む皿モミした「受け」と「ナット」も製作。

ただの丸ではなく、長穴形状です。

皿ネジと組み合わせてみました。

このようにして柄木を固定します。

さらに鍔を固定する為のネジも製作しました。

こちらも頭はマイナス、ネジはM3となっています。

これで必要なすべてのパーツが削り出しで揃いました。

この後、仕上げや組付けに入ります。

それでは!

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