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WED 18 December 2019

ご依頼の品

私の一番好きな季節は秋です。

毎年紅葉を見に出かけるのですが、今年は時間が取れず行くことができませんでした。

しかし1時間遅く出勤した朝、いつもと同じ通勤経路で小さな秋を見つけました。

普段は日の出前で真っ暗だったため気付かなかったようです。

もう12月も後半だというのに秋らしい景色を見て少し癒された、スタッフKATOです。

 

今日はご依頼を受けて制作したものを紹介。

ご依頼主様が旋盤で作成したものにマシニングセンタで追加工をしてほしいとのこと。

早速、形状を確認し加工方法を検討。

バイスでクランプして加工することとし、クランプできるよう先端部の形状を修正してから本加工に入ります。

フライス加工。

肉厚10mmになるよう両面を加工しました。

次に先端部が滑らかなRになるよう、旋盤で旋削しました。

こうして完成したものがこちら。

この後フライス部を手作業で研磨して、切削の引き目を消し鏡面にします。

平面部にはご依頼主様がレーザーで刻印を入れるのだそう。

 

たまには自分の作品とは違うものを制作するのも楽しいものです。

それでは。

FRI 29 November 2019

ハンミョウver.2

11月もあと残り2日。

今朝は体感的に一番の冷え込み。

天気予報でも1℃らしいです。

夜明け前の通勤では真冬装備が必須の朝。

こんにちは。スタッフKATOです。

 

以前紹介した削り出しハンミョウを改良しました。

ご覧ください。

削り出しハンミョウは弊社ホームページでも写真が上がっています。

一目でわかる改良ポイントはずばり脚部分。

以前は球状のベースをハンミョウの脚が抱え込むようなデザインでした。

今回はデザインはそのままに球状のベースを完全に削り取り、ハンミョウの姿をより際立たせました。

もともとベースがあった部分には10㎜径のビーズを取り付けられます。

 

試しにターコイズを入手しピアスにしてみました。

銀色に輝くハンミョウに青いターコイズが映えます!

 

虫シリーズは現在も新作を計画中。

完成次第順次アップしていきます。

お楽しみに!

TUE 24 September 2019

プラチナコガネ ~完成編~

プラチナコガネ、デビュー。

 

プラチナ。

その名に恥じない美しさ。

鏡面の輝き。

切削加工後ひとつひとつ丁寧に研磨し光沢を再現しました。

 

昆虫であること。

その魅力を極力デフォルメせずに再現。

昆虫最大の魅力。

それは裏返したときにわかります。

生き物でありながら、どこか精密機械のような、その絶妙なバランス。

気持ち悪い?

それとも、美しい?

 

あなたのお気に入りのカラー。

全2色から選べます。

プラチナらしい輝きのシルバー。

どこかアンティークなゴールド。

2色のプラチナコガネ。

あなたのお気に入りはどちら?

 

いつでもあなたと一緒。

その輝きは色褪せることがありません。

 

命あるものはいつかその輝きを失います。

このプラチナコガネは違います。

いつまでもあなたのそばで輝き続けます。

 

ということでプラチナコガネ完成編。

今回はApple風に紹介。

以前、切削編で銀色のSUS316Lバージョンを紹介しました。

その後追加で金色の真鍮バージョンも製作いたしました。

 

今回製作しましたプラチナコガネはネックレスとして販売します。

それでは。

TUE 10 September 2019

プラチナコガネ ~切削編~

夜中にインターフォンを鳴らす音。

こんな時間に何事かと恐る恐るドアを開けて確認すると、、、

その正体は暴風で大きく撓った玄関脇の木の枝。

夜中の訪問者が幽霊でないと知り、ホッと胸をなでおろすスタッフKATOでした。こんにちは。

昨日関東地方を襲った台風15号。

身の危険を感じるほどの暴風雨でしたね。

通勤時間帯の交通網に大きな影響が出ました。

これから秋の台風シーズン。

大きな台風に襲われることが少ない関東でも備えが必要だと感じました。

 

今回は「プラチナコガネ切削編」です。

使用する材料はSUS316L。

弊社では食品関係の部品に使用されることが多いマテリアル。

アクセサリーなどで見かける金属アレルギーの出にくい「サージカルステンレス」はこのSUS316Lです。

ピアスを作る際は、直接肌に触れることが少ないのと、出来る限り軽いほうが良いと考えアルミニウムを使います。

しかし今回のプラチナコガネはペンダントトップ。

肌に優しく、適度な重厚感も感じられるSUS316Lで加工することにしました。

 

加工条件はだいたい以下の通り。

●荒加工

工具:φ4フラットエンドミル

回転数:S8000

送り:F1400

切り込み:0.25

●中仕上げ加工

工具:R1ボールエンドミル

回転数:S12000

送り:F1000

切り込み:0.1

●仕上げ加工

工具:R0.5ボールエンドミル

回転数:S12000

送り:F1000

切り込み:0.05

 

そして加工したものがこちら。

このあとランナーから切り離し、ゲート跡を綺麗に成形します。

この辺の作業は基本的にプラモデルと同じ。

ただし素材が金属なのでホビー用の工具では加工が難しいと思います。

最後にプラチナコガネの特徴である表面の光沢を研磨剤で磨いて再現しました。

右側の画像が3Dモデル、左側が実物です。

細かなディテールも再現できているかと思います。

あとはこの丸カン部分に革紐やチェーンを使ってネックレスに仕上げていきます。

 

完成編に続く

TUE 03 September 2019

プラチナコガネ ~データ編~

通勤中ふと空を見上げると虹が出ていました。

そして帰りの時間。また空に虹が。

1日に2回も虹を見て、ちょっと気分がいいスタッフKATOです。こんにちは。

 

子供の頃から昆虫好きのスタッフKATOですが、海外の昆虫にはあまり興味がありませんでした。

それは自分自身で採集し観察することが出来ないから。

だからどうしても身近に生息している昆虫が私の興味の対象になったわけです。

しかし、少し前NHKのとある番組で「プラチナコガネ」という昆虫の存在を知りました。

TVにその姿が映し出された瞬間、あまりの美しさに私の視線は画面に釘付けに。

そして次の瞬間には、この美しい昆虫を金属の削り出しで再現したいと思いました。

 

プラチナコガネの特徴はなんと言っても、周囲の風景が写りこむほどの金属光沢。

金属削り出し昆虫のモチーフとしてコレほどふさわしい昆虫は他にいないでしょう!

TVで見た時の興奮も冷めぬ間にさっそくモデリングを開始!

 

ペンダントトップにする事を想定し、前脚で丸カンを抱え込み前脚以外は体側に沿わせるデザイン。

こんな感じ。

レンダリングして完成した状態の雰囲気を確認。

形状はコレで決定です。

続いて加工データの作成。

加工用のサポートなどを追加したデータを作成。

切削のパスを出し、加工プログラムを作ります。

加工は表と裏に分けて加工します。

それぞれ荒加工、中仕上げ加工、仕上加工の3工程としました。

 

今回はここまで!

加工編につづく。

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