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THU 11 February 2021

GG-W-113 その2

皆さんモノづくりしてますか??

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

「GG-W-113風ミリタリーウォッチを作る」その2。

今回は加工編。

加工手順は旋盤でベースとなる形状を作ったのち、マシニングセンタで輪郭形状を削り出します。

こんな感じ。

旋盤で切削したリング状のブランクから、マシニングセンタを使用し余分な部分を除去するイメージ。

そして実際に旋盤工程が終わったケースと裏蓋。

ケースはこの段階ではただの丸なので、あまり腕時計っぽさがありませんね。

一方裏蓋はスクリューバックオープナーが引っ掛かる溝と刻印が無い以外はほぼそのままの形状です。

 

これらはそれぞれ専用冶具に固定しマシニングセンタで仕上げていきます。

ケースは治具に固定し輪郭形状とリューズやバネ棒が入る穴を加工します。

裏蓋も治具に固定したあと、スクリューバックオープナー用の溝と刻印を切削。

裏蓋と治具の固定は裏蓋のネジそのものに依存しており、そのままだと加工で回される危険があります。

そこで周囲にダクトテープを巻き回り止めとしました。

結果、回されることなく加工する事が出来ました。

 

完成した画像です。

ケース

裏蓋

画像では刻印の一部を消してありますが、実際はそれらしく再現してあります。

ケースと裏蓋を組み合わせ、バネ棒もつけてみました。

なかなかいい感じではないでしょうか?

次回はいよいよ完成編。

それでは!

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