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WED 05 June 2019

Revan’s lightsaber

デザインフェスタvol.49が無事終わり、ほっと一息ついている今日この頃。

スタッフKATOです。こんにちは。

 

スタッフブログの中でも「KATOの世界」というカテゴリーは、スタッフKATOが気の向くままに作った作品を紹介しているコーナー。

今回も趣味全開の作品を紹介。

はい、3本目のライトセーバーです!

 

この作品はレヴァン(Revan)というキャラクターのライトセーバー。

レヴァンは映画STAR WARSで描かれた時代より遥か昔に活躍したとされる人物で、

ジェダイの騎士からシスの暗黒卿へと転身したのち、再び銀河共和国側で戦ったという経歴のキャラクター。

当然映画には登場しませんが、とても人気のあるキャラクターで私もそのひとり。

そしてレヴァンといえば、なんと言っても一目でそれとわかるこの特徴的な形状のライトセーバー。

とても魅力的な形状で制作意欲が上がります!

今回はアルミ製品へのアルマイト処理と、アルマイトした部分を再切削し金属地を出すことにチャレンジしました。

細部をご覧ください。

アルマイト処理した黒い部分と再切削によるアルミ地のコントラスト!

イメージどおりの仕上がり!

 

 

アクション用ブレードへの交換はこんな感じ。

まずサイドに付いている特長的な突起状パーツをネジを緩めて外します。

するとその下にイモネジが見えるので、コレを緩めると先端のエミッター部が外れます。

あとはブレードを挿入して戻せば完成。

ところで、今回チャレンジしたアルマイト処理とその後の再切削にはいろいろと工夫が必要でした。

具体的には…

・どこまで加工してからアルマイトするか?

・アルマイト処理後の再切削時のクランプをどうするか?

・それに伴う最適な工程分割とは?

など通常の加工よりも考えることが多く、工程が複雑になりかなり手間がかかりました。

今までのライトセーバーと比べ、パーツ1点を完成させるのに3工程かかっていたものが5工程に増えるイメージ。

しかし完成したライトセーバーを見ると、そんな苦労も吹き飛びます!

 

ということで、今回はRevan’s lightsaberの紹介でした。

次は何を作ろうか現在構想中。

レヴァンといえば二刀流。ということは今回のライトセーバーの対になるアレでしょうか?

夢は膨らみます。

やはり切削加工は面白い。

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