木山製作所的毎日|最近の木山製作所、こんなことしてます|株式会社木山製作所

WED 20 June 2007

面白くなってきた

電車の中は、N700系の全面広告。

私は、最近快適さをぐんぐん上げている新幹線派なので、新しい車両が気になります。

しかし、今日のネタは、「新しい新幹線」ではない。
「新しい新幹線」の全面広告が出されている「場所」の話だ。

ここは会社帰りの車内。
この色の座席を見れば、わかる人にはわかる。
つまりは「京成電鉄の車内」なのだ。

本当に面白い社会になってきているなぁと思う。

競争相手は誰か。
手を組む相手は誰か。
この判断力が、新しい価値を作るのかもしれない。

SUN 17 June 2007

ビスタキタ

VISTAきたぁ!

なんか良いかも。
雰囲気が軟弱な感じで、それが時代に合っていて、良いかもしれません。

しかしだ。
しかし、問題多すぎやしませんか。
セキュリティーが強すぎですよ。
社内のLANに入ってこれない。
つまりは「仲間はずれ」になっている。
一般ユーザーレベルでは、ネットに繋ぐ事さえできないでしょこれじゃあ。
プリンターのドライバーも適応を見送っているし。
ソフト関係は「動作保証なし」が口癖だし。

でも、フォントとか、優しくて好きです。

SAT 16 June 2007

実感なし

景気っていったいなんでしょう。
だれもが実感を持てない、経済成長。
もしかしたら、「経済成長」の意味を根本から考え直す必要がある時代に来たのかもしれません。
がんばれニッポン!

FRI 15 June 2007

夏が来た!

工場の向かいに、トマト専門のお店がある。
しかも夏を挟んだこの時期だけオープンする。

今日はそのお店で、ピッカピカもトマトとキュウリをゲット。
なんと美しい事か、この艶。

松戸にも夏が近づいてきました。

THU 14 June 2007

やっとわかった

現場のある責任者が、大きな透明のアクリル板を持って社内を歩いていた。
「あいつ、何やってんだ?」
かなり疑問に思ったが、ここで「なにすんの?」と聞くと、なぜか最近は「まぁ良いから良いから」と言って、教えてくれない事があるので、悔しいから無視していた。

数日後、5s報告会で、雑書類の作業性について感想を話している場面が合った。
「良いですよ、腰を曲げなくて良いし、何と言っても探しやすい」

私ははじめ、何のことだかわからなかった。

その後パワーポイントで報告があった。
作業台を手作りした上、天板を透明のアクリルにしたおかげで、書類を取り出しやすくなった、と言うのだ。

へー、やるじゃん。
今度は事務所と工場の壁も、透明にしようかな。

WED 13 June 2007

閉ざされていた

ついに立ち上がらなくなった。

私のPCはいつからか、突然再起動を繰り返すようになってしまった。
そんなだましだましの数週間だった。

数年前までの、コンピューターがない生活をまったく思い出せない・・・。
数日間ネットワークから切り離されていた間は、正直不安だった。

そんな自分が、とっても味気ない。
最近は海外にいても、当たり前のように電話が鳴り、友人からのメールが届く。
良くも悪くも。

5年前、中国で、苦労して携帯電話を手に入れた時、そしてそれがパスポート以上に自分の命を繋ぐライフラインだった日々、ネットワークのありがたさを心から痛感したものだ。

そんなことを思い出しつつも、とにかく仕事にならないので、出入りのSEの方を朝から呼び出して、リカバリーしてもらった。

今ではスカスカの快適ネットワーク。

しかしながら、ネットワークに繋がらない間、なんだか心地よい閉塞感を感じていました。
知らない町の小料理屋で、一人で一杯呑んでいるような・・・心地よい孤独感とでも言いましょうか。

久しぶりに会社でそんな時間を過ごしました。

MON 28 May 2007

彼のセンス

結婚式での話し。

なんと新郎は、お色直しの最中に髪の毛を剃って《坊主頭》で登場した。

勿論披露宴会場は大盛り上がりとなった。

そんな彼のセンス、それは職人向きだと思った。
エンターテイメント性、お客様をもてなす気持ち、そしてそれを形にする創造力。
どれもが、豊かな人間性に基づいた行動だ。
そんな人間性が、個性的でいいモノを作る原動力になると思う。

キャンドルサービスならぬ、ビールサービスで大盛り上がりをしていた会場で、今回出席した、工場長と二人で、そんなことをまじめに語ってしまった。

どうしたら、その人の強みをもっと伸ばし、個性的な存在として活躍してもらえるのだろうか。

まぁいいか。
難しい事は後にしよう。

とにかく楽しく思うがままに、

おめでとう バンザーイ!!!

SUN 27 May 2007

祝!(やっぱりいいもんだⅢ)

快晴!

今週も従業員の結婚式があり、参加させていただきました。

雨の予報だったのに、快晴でよかったね。
本当に気持ちが良かったです。
最初から最後まで、新郎新婦がずっと笑顔なのが印象的でした。

おめでとう!
末永くお幸せに。

SAT 26 May 2007

文化創造

機械加工では、文化的な差異は出しにくい。
そう思っていました。

急速に進むグローバル化時代では、文化的差異が出せなければ、埋没してしまう。
しかし、この機械加工という商売における、文化的差異とはどういうことだろうか。
せいぜい出来たとしても、日本人の緻密さを生かした「品質管理能力」による差異だろうが、実際のところこの「差異」を求める気質こそ、日本人の特徴で、世界のレベルで見れば、所詮「費用対効果」の域を超える事はない。
では、どうすればいいのだろうか。


写真はある時計メーカーのもの。
なんとチタンの5軸加工だそうだ。
加工の技術はすごい。
しかしもっとすごいのは、機械加工の位置づけだ。

アメリカの大手スポーツメーカーが、ハリウッド映画で活躍する第一線のグラフィックデザイナーを雇い、デザイン及びCAD図を描く。
それをスイスの時計メーカーが「同時5軸加工機」で加工する。

そして我々日本人は、綺麗なショーケースに並べられたこのようなブランド品を、自分の小遣いの何か月分もかけて、買いあさる。

この流れ、どこか文化的な香りを感じるのは私だけだろうか。

特に私が注目するのは、スイスの5軸加工。
ヨーロッパでは5軸加工は日本のそれとは桁が違うらしい。
そして、その技術力に、スイスの時計も、フェラーリのエンジンも、支えられている。
ブランド=文化が、これらの技術に支えられているわけだ。
日本では、技術は近くなってきているかもしれない。
でも「文化=ブランド」のところが、まだまだなんだなぁ、と思う。
本当はすばらしい文化を持つ国なのに。

でも、工業に関る我々でも、何かが出来そう。
まずは、コスト競争の臨界点は、文化発信が始まる点だと考えてもいいのかもしれない。

FRI 25 May 2007

忘れかけていた感覚

ただただ凄かった。

同時5軸加工を、ライブで見せていただく機会を頂き、技術の責任者とある工場に訪問させていただきました。

今までも、勿論JIMTOF等で、加工しているところは見た事はあった。
理解も出来ないほど複雑にワークが振り回され、想像を絶するスピードでプログラムが流れていく。
しかしそれは展示会場であって、「現場」ではない。
写真や映像で見ているのと同じだ。
だからいつも「ふーん、凄い」だけで素通りしてしまっていた。

でもライブ《=本物の現場》は違った。
品質・納期・コストに追われている。
そして失敗は許されない。
展示会とは違った、そんな緊張感がここにはある。

そのような中、「本当にいいんですか?」と言ってしまいたくなるくらい、親身に自分の技術をオープンに説明していただきました。
私も技術の責任者も興奮収まらずの状態。
午後1時に訪問して、気がつけば5時。
4時間ノンストップでお話しさせていただきました。

専務初め皆様、本当にありがとうございました。

すっかり電卓を叩く事が私の仕事になってしまった昨今。
しかし昨日は久々の興奮で、忘れかけていた「モノづくりの感覚」を思い出させてくれました。
初めて上手く製品が出来た時、初めて量産に耐えるプログラムが組めた時、あの時の何ともいえない、興奮ともいえる感覚をもう一度思い出し、会社の代表として技術の向上に努めて行きたいと思います。

ありがとうございました。

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