我社オリジナルの、技能試験。
昨日行われました。
社内のあちこちで、試験官が仁王立ちしていました。
厚生労働省が認定する、いわゆる「技能士」は「モノを作るための基礎的技能」と言う意味で、十分網羅した内容になっている思います。
でも、それだけではやっぱりチョット物足りない。
社内試験には「我社の仕組みや文化を反映した技能を習得して欲しい」と言う思いが込められ、運用されています。
文化…
例えば「計測器は丁寧に扱う」みたいなこと。
当たり前の事なんだけど、やはり焦ってくると、雑になってくる人がいる。
「そういうのって、ダメだよね」
試験内容を制定する段階で、比較的スムースに決まった。
丁寧…数値化が難しい評価項目。
バラつきが無いとは言えない。
だけど、それでいいと思う。
「丁寧」ってナニ??、どういう扱いを「雑」って言うの?…
こういうことを継続的に議論し続けることが、一番大事だと思う。
道具を丁寧に扱う、素敵な技術者になって欲しい。
新しいNC旋盤に電源が入り、メーカーがセットアップと指導に来てくれています。
同じ機種はすでに何台か入っているので、指導は必要ない、と思っていたのですが、そうでもないみたい。
コンプライアンスという視点が多く入って来たなぁ、と言う感じでしょうか。
新しい機能は、正直「面倒だなぁ(-_-;)」という部分もあります。
でもこれが「流れ」ですよね。
文句言っても始まらない、これが「これからの形」ですから。
新入社員も一緒に、話を聞いている。
新しい機能は、新人にとってみれば別に新しい機能ではない。
デフォルトの機能。
そしていずれそれが普通となっていくのだろう。
いつまでも「今のやり方が正解」と思っていると、怖いですね。
変化を感じる瞬間は、正直ちょっと怖いです。
でもその先には、何かまた新しいモノがあるんだと思います。
技能士の紹介。
先日より表示のスタイルが変わりました。
我社は、40にも満たない小さな会社。
しかし、特級、そして1級技能士がこれだけいる事については、十分誇れる事ではないかと我ながら思います。
特級技能士 1名
NC旋盤技能1級 8名
マシニングセンタ技能士1級 4名
ここまでで合計13名。
2級保持者もいますし、1級の実技は受かっている、という者もいます。
従って、社内の半数が何らかの資格を持っています。
「特級」はキンブチですか!
一発合格ですし、凄いなぁと思います。
技術力は勿論ですが、例えば1級で言えば、取得まで平均で10年かかっています。
1人を除いて、他は全員、木山製作所に入社後、ゼロから技能を習得し、1級・特級を取得しました。
つまりは「長く働ける環境がある」ともいえると思います。
もっともっと増やしたいです。
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