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「技術のこと」の記事一覧

FRI 04 December 2015

改善

今日は『改善日』。

毎月一回、工場では生産を止めて、『改善活動』に充てている。

 

この企画、始めてかからそろそろ10年くらい経つだろうか。

当初は、整理整頓が主だった。

しかしここ数年は改善の対象を『技術力』とし、人材育成、特に入社3年目程度の人員の技術力向上に時間を使っている。

なるべく若い者にも育成側の立場に立ってもらったり、派遣社員にも教育の時間を使う。

本来の生産活動を行えば、売上になる。

でも目先の売上にとらわれず、先を見て、あえて工場を止めている。

 

とにかく要求は厳しい。

求められている最低限のこと、ができるようになるためには、『頑張れ』だけでは到底満足させられない。

達成するためには、教育に時間と労力を使うしかない、と考えている。

 

利益を出すのは、その先。

とにかく求められることを、しっかりやることが大切で、その先に利益が付いてくる。

希望を持って、技術力向上に励んでほしい。

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THU 22 October 2015

アルミ

アルミの加工依頼が、増えてきている。

 

木山製作所は、ステンレスを中心として、その他インコネルやハステロイなどの、難削材側を『得意』としてきた。

でも、流れに逆らわず、求められるままに対応してきたら、いつの間にかアルミの比率が徐々に増えてきているようだ。

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写真は、キリクズを一時集める場所。

左の大きいのがステンレスのキリクズ入れ。

右後ろの四角は鉄用。

そして、手前の青いドラム缶がアルミのキリクズを入れる容器。

これまでは、ステンレスと鉄の容器にだけ定位置があった。

他の金属は、その都度小さな箱で対応すればよかった。

しかし最近ではアルミの保管スペースが、定位置化している。

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こちらは、製造ラインで出た不良品を入れる缶。

これも少し大きなものにランクアップされている。

 

アルミは柔らかいので、切削屋からすれば、加工は非常にやりやすい。

しかし、いや、だからこそ、アルミ製品の要求は、ステンレスに比べ、寸法精度がとても厳しい。

温度によっても寸法が変化し、管理も難しい。

柔らかい分、傷がつきやすく、輸送などにも気を使う。

 

でもこれも時代要求の『流れ』。

できることのアピールは大事だけど、求められることを素直にやるのも、大事だと思う。

TUE 20 October 2015

1級

技能検定『1級』

新たに一名増えました!

やっぱり1級は、ちょっと格が違う。

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あ、それと2級も増えました。

入社4年目、だったよね。

「よく頑張った」って感じの、若干20代です。

THU 01 October 2015

キワ

『バリ無きこと』

機能的には確かにバリがあっては困るので、図面に記載されているのは当然のこと。

しかし加工側からすると、なかなかやっかいな場合がある。

特にこんな凹んだ場所の『キワ』。

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でも今回はなかなか綺麗に処理されてますな。

良い感じだ。

 

MON 28 September 2015

丁寧に

加工ロットが30あったら多い方。

1個、2個のロットが当たり前になってきた最近。

丁寧に加工しないと、後が苦しい。

 

一段階ずつ削り込みの寸法をチェック。

その丁寧な行動は、それ自体が芸術だ!

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