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「ネットワークの時代」の記事一覧

THU 02 September 2021

我們加油

台湾のメーカーから定期的に部品を購入している。

検査をしようと、いつものように開梱。

箱を開けると、見慣れないモノが入っていた。

日本から送られた334万回分のワクチンへの感謝状だった。

台湾の人口は2400万人だから、14%。

日本の1700万回分に相当する、と考えると結構な量。

世界視点を持ちつつも、協力しやすいところから協力していく、で良いかと。

一緒に頑張りましょう!

我們加油!

MON 21 June 2021

プロペラ機

コロナ禍、3度目の飛行機出張。

羽田空港の国内線ターミナルは、パラパラですが前回より人気を感じます。

それでも写真はAM8:00。

1.5年前ならビジネス客で、歩くのもままならないほど混んでいましたよね。

 

現地で打ち合わせは順調に終えることができた。

減便の影響で、帰りの飛行機までたっぷりの時間はある。

空港で一杯飲んで過ごそう、と思ったけれど…

この地域も緊急事態宣言中だったことをすっかり忘れてた(◎_◎;)

 

最近は空港内でもなかなか旨い魚が食べられる。

しかし、ノンアルコールじゃぁねぇ…

 

という事で、小雨ふる中、誰もいない展望デッキでの、コンビニビールを選択。

羽田、成田と違って、離島などに向かう小さな機体が、プロペラの軽い音を立てながら離発着を繰り返す。

小雨の中、周囲には誰もいない、私一人。

ジェットエンジンの轟音と、見たことのない小さなプロペラ機が、交互に離発着するのを、眺めて時間を過ごす。

缶ビール片手に…

 

若いころ、気ままに外国を旅した時のことを思い出した。

知らない街で、こんな風に無駄な時間を過ごす。

贅沢な過ごし方だったよなぁ…

 

日帰出張の帰りの空港で、地の旨い魚が、手軽に食べられるのはありがたいけれど。

なんだか、せわしない世の中になったなぁ、って思った。

TUE 20 April 2021

独自の試験がスタート

我社独自の技能試験を、ついにスタートさせることができました\(^o^)/

ここまでたくさん議論してきた甲斐があり、様々な暗黙知が顕在化され、標準化され始めています。

最も重要なのは職人技。

私は暗黙知を否定しません。

AIには置き替えることができない技術はあると思う。

だからこそ標準化できる技能、つまりAIに置き替わる事は、最短で習得させ、次のステップに進めさせたい。

AIと共存しながら、人間でなければできない事は、人間がする。

そんな時代を見据えて、この社内試験をブラッシュアップさせていきたいなぁ、と思う今日この頃です。

FRI 05 February 2021

新年快楽

新年快楽‼

台湾のお取引先様から、旧正月と言うことで、お土産を送っていただきました。

パイナップルケーキ、しかも微熱山丘。

やっぱりこれでしょ、台北は。

海外に行けなくなってしまった今、こういうモノを手にすると、なんかシミるね。

 

台北の空気や匂いまで思い出す。

 

台湾は「コロナが終息したら、まず行きたいところ」の候補だね。

FRI 08 January 2021

トロッコ、橋の上の男性

緊急事態宣言、再び。

年末から年始にかけて、感染者、入院者、重症者が急増している。

急な在宅・テレワークの不適応、GOTOが始まったころからの気のゆるみ、そして年末の忘年会シーズン…

成るようにして成った結果ですね。

 

本当に難しい問題だと思います。

多くの人が職を失い、更に多くの人は生殺し状態の上に、借金という名の延命輸血で呼吸しているだけというのも現実。

生活や日常を失い、苦しんでいる人がたくさんいることに、心が痛みます。

政治は本当に難しい舵を取らなければならない現実に直面しています。

 

政治哲学者マイケルサンデル教授の「白熱教室」を思い出しました。

今でも、本を読んだ時の不快な気持ちがよみがえってくるくらい、トロッコの話は衝撃的で強烈でした。

当時、教授は世界中の学生を集めて「極端な事象」について議論させ、結論は無い、その多様な価値観を知ることに大きな意義があることを教えてくれました。

あれからもう10年が経つんですね。

オバマ大統領就任の年。

あの授業は、まさにそんなリベラル社会の象徴だったのかもしれません。

 

10年前のトロッコは空想の世界でした。

でも今、本当に現実世界の問題として、少人数の命を守るのか、大人数の最低限の生活を守るのか…

政治は「トロッコの切り替えレバー」と「橋の上の太った男性」に答えを出し、実行する事を任されています。

 

「白熱教室」で学んだのは、多様な価値を理解し合う事。

右か左どちらかに切った舵にも、多様なバックボーンが有ると言う事だと思います。

 

それでも一つ言えるのは、何のエビデンスにも紐づかない、無責任自己満足発言をネット上に垂れ流しにすることは間違っていると思う。

任せた人がどちらに舵を切ったとしても、同じ船に乗る者として、できる限り援護したい。

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