2012-13の正月休みが最終日を迎えました。
正月は家族が風邪で高熱を出したことにより、万全の私は、まさに完全試合とも言えるべく、寝正月を過ごしました。
更には、12月20日ころから始まった忘年会ラッシュの影響で、実質4週間近くにわたって連日連投のアルコール漬けとなってしまいました。
連投の最終日に見つけたのは、ウコンのアイス。
食してみれば、直球でウコン。
最近コンビニで普通に売っている、あのウコンドリンクそのまま。
しかし世も末よ。
20年前、アメリカに行った時のこと。
バケツみたいな入れモノで、ダイエットコークを飲んでいた巨漢のアメリカ人を見て、大学生の私にはある種の空虚感がよぎった。
「ダイエットなのに、なぜコーク?その前にやることあるでしょ」と。
その時のことを思い出す。
摂取することでしか、進化できないのか。
そもそも「売れさえすれば、なんでもアリ」か?
人は進化しているのか、それとも退化しているのか。
正月休みの最終日。
資本主義の原理や文明論などについて、深く考察してみた。
もちろん酒を飲みながら…。
本年最後の日。
ここ数年は、この最後の日の夕方、沈みゆく太陽に感謝するようにしています。
1年間ありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
今年1年の中で、私個人のトピックスを一つ上げるとするならば、これです。
「坂の上の雲」との出会です。
日本が最も輝いていた時代。
苦しい中でも人々が力強く生きる様に勇気と自信をもらいました。
特に、各リーダーの考え方、生き方には、これ以上ないといえるほど、学びを得ました。
それら人物描写があまりにもリアルで、その世界観に一気に引き込まれました。
全8冊を1.5か月で一気読み。週に1冊以上のペースで読破しました。
中でも特に、海軍の解散式で、東郷が言った言葉(真之書と言われる)に大変感銘を受けました。
【神明はただ平素の鍛錬につとめ戦はずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治安に安んずる者よりただちにこれをうばふ。古人曰く、勝って兜の緒を締めよ、と】
昨日のブログの思いに並行して、今年一年の締めくくりにふさわしいと思っています。
苦しい中でも、気を緩めず、力強く成長。
苦しい中でも、穏やかで、信頼し合える人間関係。
明治のリーダーに学び、上を向いて坂を上りたいと思います。
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