エコノミストとして活動している、トルコ人の親戚が日本を訪れている。
彼は、日本とトルコの経済協力、今回は特に中小企業の外国人の受け入れ状況などを調査している。
10月にトルコの大学で、研究成果を発表し、来年には本を出版するようだ。
日本の外国人受け入れ政策は始まったばかり。
移民の国ヨーロッパの中でも、群を抜いた多民族国家のトルコ人から聞く移民の話は、本当に奥が深い。
13時に始まった私へのインタビューは、予定の1時間を大幅に超え、会社を出たのは17時30分を過ぎていた。
(話に夢中で、写真撮り忘れた…)
翌週、彼を連れて、墨田区の浜野製作所様を訪問させていただいた。
まさに進化系町工場!!
その、モノづくりのスタイル、そして考え方は、『日本の町工場の最先端』といって良いだろう。
トルコ人の世話役で行ったつもりだったが、私自身が身を乗り出して話を聞き入ってしまった。
天皇陛下の御行幸に値する、凄い町工場ってホントにあるんだなぁ。
2019年度の入社式が始まりました。
「平成」最後の入社式。
そして新元号が発表されるという歴史的な日に、このような形で一日をスタートさせることができ、とても気持ちが良いです。
新入社員に向けたいくつかの話の中に「迷ったら、ガムシャラに働く」と【昭和の根性論】をあえて入れ込みました。
それを身をもって知ることで、良いところは取り入れ、悪いところは否定する。
そのうえで、新しい時代に合った働き方を構築してほしい、と願いを込めました。
新入社員たちよ
最低でも40年は続く、なが~い社会人人生は、たった今始まったばかり。
今日の日を忘れずに、新しい価値を創造することに一役かって欲しい。
先輩たちよ
自分自身を進化させるために、常に努力する姿勢を大切にしてください。
新入社員、後輩達のお手本になるように。
気持ち新たに頑張りましょう!
数年前に立ち上げた、IT化プロジェクト。
社内のインフラ整備、デジタルリテラシー向上…
めげずに今も進めております。
少し進化して、プロジェクトは全製品CAD化の段階に来ている。
マシニングに比べ旋盤は、CAMによるプログラム作成で不向きな要素がまだまだ多い。
だからこそ、未知の可能性を秘めている。
どうなるかあれこれ考える前に、来たる完全自動化時代に備え、まずはデジタル化だ。
プログラムは「手打ち」で育った我々世代の、特に優秀な人の作るNC旋盤のプログラムは、合理的且つ人間的でとても美しい。
反対に、機械=CAMで吐き出されたプログラムは、どこかブコツで味気がない。
でも、そんな美しいプログラムを作る職人を育てるには、やっぱり10年かかる。
残念ながら、時代はそこまで待ってくれない。
今以上に、人間が人間らしい仕事に集中できるために、基盤を整えていこうと思う。
木山製作所のスタッフブログです
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