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「人のこと」の記事一覧

MON 11 August 2014

最初の笛

Jリーグの試合で、審判を務める顔に見覚えがある。

ワールドカップブラジル大会で、主審を務めた、西村審判だ。

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しかも開幕戦を日本人の審判が務める、と言うことで、メディアでも話題になった。

 

開幕戦は、地元ブラジルとクロアチアの一戦。

攻撃も守備ともに両チームが激しく激突し、高いレベルで均衡を保っていた後半26分に、それは起こった。

 

西村主審の笛が鳴った。

その微妙な判定に、クロアチアの選手は、西村主審に激しく詰め寄った。

しかし、毅然とした態度で、黄色い札を掲げた。

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このために、クロアチアは1点を失った。

 

大会が始まって初めてのカード。

この判定が今大会の基準となる、ともいえる。

 

確かに微妙な判定だった。

しかし大会を追うごとに、今大会の判定の方針が見えてくる。

西村主審の笛も、その基準を満たしていることが、後々分かった。

 

国の威信がかかっている。

そこで最初の笛を吹くのは、どれだけの責任と自信が込められているのか。

私には計り知れない。

 

そんな西村主審を生で見ただけで、なんだか興奮してしまった。

BA

 

 

 

SUN 10 August 2014

スポーツから学ぶこと

Jリーグを見た。

選手たちの躍動感、駆け引き、汗。

ボールを蹴る音、応援席から湧き上がる怒号の歓声。

やっぱり生は楽しい。

夏の夜風のひと時を楽しませてもらった。

 

応援したチームは、勝つことができなかった。

しかも試合内容は決して良いものでなく、特に後半は相手に完全に押されていた。

素人の私にも、そのことが良く分かった。

 

試合後、選手たちが応援席に挨拶に来た。

そこで起こった大ブーイング。

選手たちは、素直に認め頭を下げた。

 

言い訳せず、状況を正しく受け止め、次につなげる。

批判を素直に受け止める『心』は、自分自身の次の成長に繋げる、大切な要素だと思った。

「自分の20代、あんなに素直じゃなかったなぁ…」なんて、思った。

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FRI 13 June 2014

機械の精度

工場内すべての機械の精度確認を、全員で行っている。

 

手順にはマニュアルがある。

しかしこればかりは、ON-JOBで経験を積むのが最も有効だと考えている。

 

機械が正しく動いている状態を保つ。

それをやるのは人。

やっぱり人って、スゴイなぁ。

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THU 03 April 2014

朝7時過ぎ、工場にて

朝、7時すぎ。

見慣れぬ状況に足を止めた。

あるグループリーダーが、遅れが出ている別のグループの応援に来ている。

まぁそれは時々あるとして、何より7時過ぎと言う時間帯で、その場に立つ『彼』に反応した。

星 (1)

彼は10年選手。

年齢30代はそろそろ後半に入ってきた。

普段は、特急や試作などに係る腕利きである。

 

そんな彼、20代の時は、遅刻の常習犯。

周囲に迷惑をかけたこと、数知れず。

 

時代は変わって、彼よりも10歳若い社員が、グループリーダーになる時代となった。

先輩としての本能が、出社時間を早め、遅れが激しく苦しんでいる後輩の応援に入っている。

自分のグループの作業を犠牲にして。

 

人は人のために動く。

私が「遅刻するな」と言っても、遅刻してくる。

でも「助けなければ」と思えば、自ら動く。

 

これでいいと思う。

 

 

 

 

THU 29 August 2013

機械修理まできた

入社から2年が過ぎた製造課の社員が、事務所でファックスを待っている。

事情を聴くと、修理方法を記した図面が機械メーカーから送られてくる、とのことだった。

 

今回壊れた個所は、旋盤で最も大事な構造の一つ、『ボールねじ』が強い衝撃により直接痛まないように、その手前にいわばバンパーの役割をした部品がある。それが壊れて、アラームがついていた。

最近では、ほとんどが電気制御で動く時代。

でもこの部分は、旋盤、つまり機械として重要な部分のため、今でもシッカリ、機械=ハードで構成されている。

図面を見ながら、機械の奥に手を突っ込んで、修理し、アラームを解除し、再稼働させる、という作業は、なかなか技術も満足度も高い仕事だ。

この程度のことがサックリできて、ある意味本格的に一人前になった、と考えてもいいレベルと思っている。

 

まだまだ新人だと思っていた、ファックスを待つ20代の社員。

でも、もうそんなことをやるレベルまで来てるのかぁ。

時間の経過を感じました。

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