サッカーワールドカップ2018ロシア大会が行われている。
世界の超ビッククラブで活躍するスーパースターを何人も揃えたベルギーに対し、日本代表は自分たちの形で攻め、2点を先行したのは午前4時。
本来その時間に存在してはいけない爆音で、歓喜の雄叫びを上げた。
しかしその後はベルギーの力に押され、ドーハの悲劇と同じ、あと10秒を耐えることができず、逆転負けという惜しい結果となった。
本当に素晴らしい試合内容だった。
逆転された直後、ベテラン選手は、相手を止めきれず悔やんでいる若手選手の手を引いた。
その数秒後、終了のホイッスルが鳴ると、この激闘を征したベルギーの超一流選手たちが、日本選手の戦いぶりをねぎらう場面があちこちで見られた。
そしてベルギーの監督やキャプテンから、日本チームへのリスペクト交えた声が発信された。
これらが、この試合の素晴らしさを物語っている。
国家を背負い、人生のほとんどをこの大会の為に費やし、格上相手に自分たちの形を貫いた選手たちから、夢、希望、そして感動をもらった。
彼らには、胸を張って、自信を持って、日本に帰ってきてほしい。
素晴らしい活躍をした彼らに、心から拍手を送りたい。
そろそろ20回くらい行っている台湾。
台北市内での空き時間の散歩は、いつもと違う方向に行ってみた。
途中、人だかりを発見。
行列のできる飲食店かと思ったら、仏様が祭られている場所だった。
翌日、現地の人にその意味を聞き、出国日の朝、再びその場所を訪れた。
『四面佛』
仕事・家族・お金・健康について願うとのこと。
買った花の供え方に迷っていると、管理をしている女性が英語でいろいろ教えてくれた。
線香はくれた。
お金はいらないという。
その土地の守り神に会えると、なんだか安心する。
しかもそこが多くの人でにぎわっていたりすると、なおさらだ。
欲望を満たしてほしい、とは思わない。
ただ、平和で普通の日々を見守ってくれれば、それでいい。
台中にて、工場見学。
案内された会議室は、まるでデザイン雑貨を扱う店のような雰囲気。
スケルトンの壁に、木目の強い造作棚。
そこに電球色のダウンライトが当たって、金属部品を浮き上がらせている。
今回私が感心したのは、この演出・デザインではない。
これを可能にする、この工場の仕組みがスゴイ。
加工品や設備は、いたって普通の台湾にある工場と同じ。
カム式の自動盤まで動いていて、かなり昭和な??感じ。
しかし、この工場内のムダの無さがスゴイ。
工場や機械は隅々まで整理・清掃されている。
従業員の動きもすごく良い。
付加価値の低い加工品から、堅実に、実直に利益を作りだしている。
それをヒシヒシと実感できる、工場の雰囲気。
こうやって着実に利益を出せる会社が作る、デザイン会議室は、上っ面な感じが無いので、心地良い。
製造業は、現場で確実に利益を生む。
そんな当たり前のことを、久しぶりに感じさせてくれる工場に出会って、なんか嬉しい。
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