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「外国のこと」の記事一覧

FRI 10 May 2019

アジアを制する

アジアンハイウエイ

日本橋(江戸橋インター入口)をスタートとして、福岡からフェリー航路含めて、プサンへ。

中国、ベトナム、カザフスタンなどを通って、トルコ・イスタンブールから更に奥、ブルガリアとの国境をゴールとするこの一本道。

江戸橋はよく利用するので、そのたびに「あぁトルコまで繋がってるのかぁ」と、遠い国に思いをはせていました。

 

せっかくトルコまで来たんだから、行ってみたなぁ…

ということで、イスタンブールから足を延ばして、ブルガリアとの国境の町、エディルネへ。

WELCOME TURKEY ブルガリアからの車を迎え入れる看板。

この柵の向こう側が、中立地帯。

つまりここがアジアンハイウエイの終着点。

なんとも絵にならない光景だが、アジアの端と端を制し、勝手に感無量(^-^)

 

折角なので、ブルガリアへ入国。

ブルガリア国旗と共にEUの旗が青空になびいていた。

しかし、さすがは元共産圏。

一気に緊張感のある雰囲気が私たちを包んだ。

いい歳してバックパッカーみたいなことして、国境警備の人にたくさん迷惑かけることとなってしまった。

ごめんなさい🙇

 

でも、アジアは制しました\(^o^)/

TUE 07 May 2019

多様性

初めて、トルコ・イスタンブールへ行った。

1500年に渡って、アジアとヨーロッパの交易の中心として、今もなお主役であり続ける街。

コンスタンティノープルの時代から、ギリシャ系、イタリア系、アラブ系、ペルシャ系、コーカサス地方、クルド人、もちろんオスマントルコ…。

様々な人種がその文化を育んでいる。

そして、その歴史に根ざした多様性から導かれた今の生活を作るのは、平均年齢28歳、1300万人というすさまじいパワー。

その力強さに圧倒された1週間でした。

 

日本では、ここ数年外国人の観光客、生活者が増え、異文化とか多様性という言葉を使い始めている。

イスタンブールの空気を感じた後では、日本でその言葉を使うのが、違和感を感じる。

 

日産自動車の元会長は「多様性からイノベーションが生まれ、同質性から安心を得る」と言った。

 

世界は広い。

毎日松戸のパソコンの前で、頭を抱えているだけでは、ダメだ。

FRI 28 September 2018

37時間

高雄空港に初めて降り立った。

台湾の工作機械メーカーを見学するために。

機能、性能は、日本製と変わらない。

だからこそ『我が社に合った設備って、なんだろう』と新たに考えさせられる機会となった。

 

基本的な構造は30年の単位で変わっていない成熟したこの業界。

世界中の機械メーカー同士、ベンチマーキングによる熾烈な販売競争が行われている。

それは価格競争に陥るギリギリのところを、今の好景気がなんとか支えているだけかもしれない。

という事は、ユーザーとしての私たちは、機械メーカーの努力以上に『強み』を明確にしなければならないのかもしれない。

 

2泊3日で滞在時間は37時間。

強行スケジュールではあったけど、考えさせられる旅になった。

THU 26 July 2018

同じかもしれない

初めてベトナムを訪れたのは、1996年。

ホーチミンの街はシクロとバイクでいつも大渋滞。

視界に入る車は3台程度。

おばちゃんたちは、担いできた天秤を器用に分解し、道端でフォーを作る。

この美味しさを求め、ホテルの朝食は取らなかった。

ギラギラの太陽の下、真白なアオザイ姿の女子高生が、自転車に乗って集団で通学する風景は、本当に美しいモノでした。

 

あれから22年。

シクロが走れるエリアは観光地のみとなり、フォーの人気店はネットで紹介され、アオザイ姿はホテルのレセプションだけとなった。

それでも、変わらないのは、道端に置かれたプラスティックのイスに座って飲むベトナムコーヒー。

その独特の味わいは、22年前の一人旅を思い出させてくれました。

 

交差点では、もの凄い量の車とバイクが行き交い、常にクラクションが鳴り続けている。

それを眺めながら、ボーっと座っていると、自分がいる場所が現実じゃないような、映画を見ているような、そんな状態になる。

 

それって…

もしかしたら、轟音と共に打ち寄せる高波を、浜辺に座って、ただ見ている時の気持ちと同じかもしれない。

スゴイ轟音の中なのに、リラックスしている状態。

もしかしたら、それが私をベトナムへ惹きつけている理由なのかもしれない。

WED 25 July 2018

感じられない

6年ぶり、6回目のベトナム。

 

いくつかのアポイントの中に、日本語学校の見学を入れた。

途上国に行くと、若者の目の輝きに、いつも圧倒させられる。

夢と希望に溢れた22歳前後の若者のエネルギーは、それだけで周囲に活気を与える。

そんな空気を感じさせてもらうだけで、来た意味があると思う。

それはつまり、日本いてもそれを感じられない、という事。

それが残念でならない。

 

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